- ロード操作(FastLoadまたはMultiLoadによるもの)に関係しているテーブルに対してオンライン ロギングを要求すると、Teradata ARCは次のDBS警告メッセージを表示します。
*** Warning 9136: Online archive logging cannot be enabled on one or more tables.(警告9136: 1つまたは複数のテーブルに対してオンライン アーカイブ ロギングを有効にできません。)
エラー コード9136は、次のいずれかの条件でDBSによって返されます。
- The table is a MultiLoad or FastLoad target table that was aborted in the apply phase(テーブルがMultiLoad またはFastLoad のターゲット テーブルであり、適用フェーズでアボートした)
- The table is an aborted multiload work table
Teradata ARCが9136エラー コードを受け取ると、そのテーブルでのオンライン ロギングは有効にならず、Teradata ARCがそのテーブルのアーカイブを試行すると、テーブルはスキップされます。
テーブルがスキップされても、そのテーブルのヘッダーはアーカイブされますが、データはアーカイブされません。 そのテーブルをアーカイブ ファイルから復元したときには、テーブルヘッダーのみが復元され、復元またはコピー操作後のテーブルは空になります。
- ロギング用にすでに有効になっているテーブルにオンライン ロギングを要求すると、Teradata Databaseはエラーを返し、Teradata Archive/Recovery Utilityはアボートします。 NOSYNCオプションが指定されている場合は例外です。 この場合、そのエラーは無視されてアーカイブ ジョブが継続されます。
- ONLINE ARCHIVEを有効にするテーブルに対するDUMPアクセス権がTeradata ARCユーザーにない場合、Teradata ARCはエラー メッセージを表示し、Teradata Archive/Recovery Utilityはアボートします。 NOSYNCオプションが指定されている場合は、そのエラーは無視されてアーカイブ ジョブが継続されます。
- オンライン ロギングを有効にしようとしているテーブルにロックがある場合は、Teradata ARCはブロックされます。Teradata ARCは、そのロックが解放されてTeradata ARCがロックを取得できるようになるまでブロックされます。