下記の例では、最初のテーブルは別のテーブル名にコピーされ、次の2つのテーブルは同じテーブル名でコピーされます。
COPY DATA TABLES (test.test1) (FROM (oldtest.test1)) ,(test2.test) ,(test3.test) ,RELEASE LOCK ,FILE = ARCHIVE;
コピー元プラットフォームとコピー先プラットフォームの構成が異なる場合には、全AMPレベルまたは特定のAMPレベルに対してのみクラスタ アーカイブをコピーすることができます。
次のオプションは、すべてのタイプのコピー操作で使用できます。
- FROM (dbname.tablename)
- RELEASE LOCK
- NO BUILD
- CLUSTER = nnn
- AMP = n
- FILE = 名前
次のオプションは、データ テーブルのコピー操作にのみ適し、ディクショナリおよびデータ テーブルのコピーにのみ使用します。
- WITH JOURNAL TABLE (dbname.tablename)
- NO FALLBACK
- NO JOURNAL
コピー先システムが再構成された場合には、ジャーナルのCOPYオプションはサポートされません。 ジャーナル テーブルのCOPYオプションは、変更イメージのジャーナルのコピー先(受け入れ側)テーブルを定義します。
Teradata ARCはジャーナル テーブルのCOPYオプションを次の目的に使用します。
- アーカイブからコピーする一連のジャーナル イメージを選択する。
- ロールフォワードまたはロールバック操作で(変更)イメージが適用される受け入れ側のテーブルを識別する。
NO BUILDを指定した場合、Teradata ARCは復元ジャーナルを作成前の状態のままにします。 この状態では、ジャーナル テーブルに基づいてロールバックあるいはロールフォワードを行なうことはできません。そのため、ロールバックまたはロールフォワードしようとした場合には、エラー メッセージが生成されます。
データ テーブルをデータベースにコピーし、そのデータベースにそれらの名前のテーブルがまだ存在しない場合は、Teradata ARCは必要なテーブルを作成します。 これが該当するのは、データ テーブルの場合のみです。 ジャーナル テーブルが、コピー操作で作成されることはありません。 ジャーナル テーブルは、受け入れ側のデータベースに存在していなければなりません。 同様に、受け入れ側のデータベースをCOPY操作で作成しないでください。
COPYはテーブル名を大文字に変更することなく保存し、元の形式でテーブル名を返します。