トレンド ビューでは、選択したTeradata Database、Teradata Aster、またはTeradata Hadoopシステムのリソース使用率の傾向を分析できます。傾向は、システムのタイプに応じて、指定した時間枠内のCPU、AWT、I/O、MEM、またはDISKに従ってグラフに描かれます。 この情報は60秒ごとに更新されます。
時間枠選択リストで、直近1時間の現行のリソース使用率を監視したり、直近6時間または12時間のリソース使用傾向を表示できます。
グラフの横軸に時間、縦軸に測定基準の値が表示されます。以下は、このグラフの機能の説明です。
- プロット線
- プロット線は、平均測定基準値を表わす青色の線です。危機的しきい値を超えた場合、プロット線は赤色で表示されます。指で線をタッチして左右にドラッグすると情報バルーンがポップアップして、示された時間の測定基準の平均値が表示されます。
- 過去の平均
- 過去の平均には、過去2週間の同じ曜日および同じ時間に収集したデータ サンプルの平均が横軸に表示されます。例えば、時間枠を直近1時間に設定すると、直近の灰色のセグメントに先週と先々週の同じ10分間(集計期間)のデータ サンプルの平均が表示されます。各週のデータ サンプルは、集計期間全体の集計データを平均して計算されます。
時間枠の選択 集計期間 直近1時間 10分ごと 直近6時間 10分ごと 直近12時間 15分ごと - パフォーマンス包絡線
- パフォーマンス包絡線は、測定基準の上限値と下限値を表わします。
- スカイライン
- スカイラインを使用して現在のパフォーマンスを同じ期間または将来のシステム パフォーマンスと比較します。
- 現在
- 横軸の現在の点は、直近に取得されたデータポイントの値を示します。縦線の右側の数字も現在のデータポイントの値を示します。
- 将来と過去の平均
- 将来と過去の平均を使用してシステムのワークロードを見積もります。将来と過去の平均は以下の時間選択に基づきます。
時間の選択 表示された過去の平均 表示された将来と過去の平均 直近1時間 1時間 10 分 直近6時間 6時間 60 分 直近12時間 12時間 2時間 - しきい値
- CPUおよびAWTのしきい値の設定は、Viewpointモバイルのトレンド ビューに単独で設定することはできません。 設定は、各システムのシステム ヘルスの計算のために定義された危機的しきい値から継承されます。 詳細については、システム ヘルス値の構成を参照してください。 I/Oのしきい値を設定できません。
次の例では、直近1時間のシステムのI/Oが表示されています。
次の例では、プロット線の赤色の部分が直近6時間にAWTがしきい値を超えた時期を示しています。