セッション データ コレクタは、セッションおよび現在実行中のリクエストのすべての詳細を収集します。SQLおよびExplainのテキストは、SQLおよびExplainを有効化チェック ボックスがオンで、SQLおよびExplainのしきい値が満たされている場合にのみ収集されます。クエリー バンド情報は、SQLおよびExplainを有効化チェック ボックスがオンで、SQLおよびExplainのしきい値が満たされている場合、またはSQLおよびExplainのしきい値がユーティリティ セッション用である場合に収集されます。
SQLおよびExplainのしきい値は高または低に設定でき、対応するSQLおよびExplainテキストが、クエリー詳細ビューのSQLタブおよびExplainタブに表示されます。クエリーに関連付けられているSQLは、クエリーの対象を絞ったり、最適化したりする際に役立ちます。ExplainテキストにはExplainプランにおけるクエリーの進行状況が表示されるため、クエリーを最適化したり、Explainプランを変更したりできます。
Teradata Viewpointシステムは、SQLおよびExplainコレクションが有効になっているときに、実行時間の長いクエリーを収集するように構成されています。実行時間の短いクエリーを含めるには、しきい値を低く設定しますが、パフォーマンス オーバーヘッドを増加させる可能性があります。
すべてのクエリーのExplainプランの進行状況は、セッション コレクタの収集間隔で更新されます。特定のクエリーの最新のExplainプランの進行状況をこの間隔より頻繁に取得する必要がある場合は、クエリー モニター ポートレットまたはクエリー グループ ポートレットでできます。この機能は、ロール マネージャでこれらのポートレットの一方または両方にDBからEXPLAINを取得権限を与えることによってロールごとに有効にできます。
SQLおよびExplainコレクションの要件
リクエストはDBC/SQLパーティションにあります。
- リクエストは、収集時にアクティブである必要があります。
- リクエストは、10経過秒または5 CPU秒のしきい値を超える必要があります(アクティブなしきい値はセッションごとではなくリクエストごとです)。
- ユーティリティ パーティション データ セッションはSQLを実行しません。
- DBC/SQLパーティションでのユーティリティ制御セッションは、通常、しきい値を超えません。