稼働状況ビューには、直近24時間または48時間におけるTeradata Databaseシステムのパフォーマンスのトレンドの概要が表示されます。エクスポート ボタンを使用すると、選択したデータを含む.csvファイルを作成できます。
データのトレンドが、スパークラインと呼ばれる水平のグラフで表わされます。マウスのカーソルをスパークラインの上に重ねると、データ ポイントの詳細情報を含む情報バルーンが表示されます。スパークラインには次のタイプがあります。
- カナリーの応答時間
- カナリーの応答時間測定基準では、クエリーが完了するまでの時間 (ミリ秒) を表示します。システム ハートビートなどのカナリーの応答時間は、曲線のスパークラインで表わされます。15分ごとに、新しいデータ地点がスパークラインに追加され、その間隔で記録された平均のカナリーの応答時間が示されます。スパークラインの終わりにある大きな点と番号は、最後にキャプチャされたデータ地点を示します。
- 1時間当たりのクエリー数
- 1時間当たりのクエリー数 (QPH) 測定基準では、選択した測定基準について24時間または48時間にわたって、1時間ごとのデータベースに対するクエリー数が示されます。例えば、TOTAL QPHスパークラインはスカイラインのスパークラインで、QPH測定基準を表わすのに使用されます。平らに塗りつぶされたデータ地点は、時間軸上の1時間当たりのクエリー数を表わします。
- システム ヘルス
- システム ヘルス測定基準では、24時間または48時間にわたって15分間隔でサンプリングした、モニター対象のシステムの最悪の状態について概要を示します。システム ヘルスは、棒線のスパークラインで表わされ、デフォルトまたはカスタムの状態およびツールチップを使用します。スパークライン上の値は、各15分間隔で発生した最悪のシステムの状態を表わします。
最小化されたビューには24時間の期間が、最大化されたビューには48時間の期間が表示されます。これらのビューの切り替えはで行ないます。
稼働状況ビューにデータを表示するには、最初にTeradata Viewpoint管理者がクエリー数、システム統計、カナリー クエリーのコレクタを有効にする必要があります。Teradata Viewpoint管理者は、各コレクタのデータ収集間隔も指定します。
Teradata Viewpointの外部にある要因も、データの収集と表示に影響する場合があります。Teradataシステム管理者は、Teradata Databaseシステムのクエリー ロギングを有効にする必要があります。