エラスティック パフォーマンス ビュー - Teradata Viewpoint - Teradata Workload Management

Teradata® Viewpoint ユーザー ガイド

Product
Teradata Viewpoint
Teradata Workload Management
Release Number
16.50
16.20
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-08-17
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B035-2206
Product Category
Analytical Ecosystem

エラスティック パフォーマンス ビューはTeradataシステム上の各ノードタイプごとに異なる時間帯にわたるシステム使用量のグラフを提供するので、使用量がベースラインを超えたときに確認できます。このためにはエラスティック使用コレクタを有効にしておく必要があります。

以下は、このビューの説明です。

選択メニュー
表示されるシステムとグラフの種類を確認および変更することができます。選択メニューを使用して次からグラフの種類を選択してください:
平均CPU使用率: Monitored Systems(監視対象システム) > コレクタ > エラスティック使用で選択されたオプションに応じて、一定期間あたりの平均CPU使用量を表示します。ベースラインを上回るCPU使用量の割合はグラフでハイライト表示されます。
ベースラインを上回るCPU秒: 月単位のグラフ内では1日単位、四半期単位のグラフ内では1週間単位のベースラインを上回るCPU秒を表示します。
ツールバー
日付範囲を表示します。日時はグラフに表示されるシステム使用量を表わします。エクスポート ボタンで、指定した日付範囲のデータを含んだcsvファイルを作成することができます。
システム使用量
システム上のノード タイプごとに、実際のシステム使用状況を1つのグラフで表示します。 グラフのバーにカーソルを合わせると、情報バルーンはその期間のデータの詳細を表示します。ベースラインを上回るCPU秒グラフの右側のバーは、全期間が完了せずにデータが収集されている場合は、短くなります。
システムCPUの制限: CPU制限は、エラスティック制限コレクタを有効にした後、表示されるTeradataシステム上で設定します。ワークロード管理ポートレットまたはSchmonユーティリティを使用してCPU制限を設定できます。
キャパシティ ベースライン: キャパシティ ベースラインは設定ビュー内で設定できます。認可されたキャパシティはベースラインより下に表示されます。ベースラインを上回る使用量は赤で表示され、使用ごとの使用料金となります。
データ ギャップ: 利用状況データが利用できなかった期間。 データギャップを含むバーは、より明るい色で表されます。データが利用できなかった合計時間は、バーの上にカーソルを置くと情報バルーンに表示されます。
情報バルーン: ベースラインを上回るCPU秒グラフの情報バルーンには、システムのタイプや選択された設定に応じて、次の情報が表示されます。
  • ベースラインを上回るCPU秒: その日またはその週内でベースラインを上回って使用された合計CPU時間(秒)。
  • ベースラインを上回る時間: 平均CPU使用量がベースラインを上回った日または週内の全時間数。
  • ベースラインを上回る時の平均CPU: 平均CPU使用量がベースラインを上回った日または週の全時間の平均CPU使用量。

以下に、1時間あたりの平均CPU使用量グラフの例を示します。各バーは、1時間あたりのCPU使用率の平均パーセントを表わします。



エラスティック パフォーマンス レポートがエラスティック使用コレクタに対して有効に設定されている場合、エラスティック パフォーマンスポートレットには、「平均CPU使用率」レポートに対して有効なカスタム レポートに準じたデータが表示されます。棒グラフには、有効に設定されたカスタム パフォーマンス レポートのデータが表示されます。ノード タイプの横に情報メッセージが追加されます「ここに示す値はおよその値であり、実際の請求書発行用の値とは異なる場合があります」。
次に、ベースラインを上回るCPU秒グラフの例を示します。バーは四半期間にベースラインを上回ったCPU時間(秒)を示します。