特性を共有するクエリーを1つのワークロードにグループ化することにより、そのグループにワークロード管理コントロールのセットを適用できます。SLES10およびSLES11のシステムでは、使用可能なオプションが異なります。
- SLES 10 TASMシステム
- 実施プライオリティ(EP)またはラベルを使用して、ワークロード内で実行されるクエリーにウェイトを割り当てます。
- SLES 11システム
- ワークロード管理メソッドまたはラベルを使用して、ワークロード内で実行されるクエリーにアクセス レベルを割り当てます。
- ルールセットを編集または作成します。
- ルールセット ツールバーから、ワークロードをクリックします。
- ワークロードの横にあるをクリックします。
- 一般タブで、名前を入力します。
- (オプション) 説明を入力します。
- (オプション)SLES 11 TASMシステムで、ワークロードを割り当てる仮想パーティションを選択します。使用可能な仮想パーティションが1つのみの場合は、それがデフォルトで選択されます。
- 実施プライオリティまたはワークロード管理メソッドの下で、このワークロード内のクエリーに対する次のオプションのいずれか1つを選択します。
オペレーティング システム 説明 SLES 10(TASMライセンスの場合のみ) このワークロードで実行予定のクエリー タイプに実施プライオリティを選択します。 - 戦術的クエリーは、定義済みの目標サービス レベルを持つ短い重要なクエリーです。これらは通常、ノード当たり1 CPU秒未満を消費する単一または少数のAMPクエリーまたはすべてのAMPクエリーです。
- 優先順位クエリーは重要で、他のほとんどの作業より優先順位が高くなっています。
- 標準クエリーは、システムで実行される平均的な優先順位の作業です。
- バックグラウンド クエリーは応答時間要件のない作業に対して実行されます。
SLES 11(TASMライセンスの場合のみ) ワークロード管理メソッドを選択します。 - 戦術的クエリーは、短い時間で実行され、高い優先順位を持ちます。使用可能なリソースすべてにアクセスできます。
- SLG層クエリーは、戦術的リソース要求が満たされた後に残ったリソースにアクセスできます。複数の層に優先順位をつけることができるため、高レベルの層のリソース割り当ては大きくなります。SLG層ワークロードは、使用できる層のうちの最下層に割り当てられます。
- タイムシェアクエリーは、戦術的およびSLGのリソース要求が満たされた後に残ったリソースにアクセスできます。タイムシェア ワークロードのアクセス レベルは、「中」に割り当てられますが、変更することができます。
SLES 11 IWM ワークロード管理メソッドを選択します。 - 戦術的クエリーは、短い時間で実行され、高い優先順位を持ちます。使用可能なリソースすべてにアクセスできます。
- タイムシェアクエリーは、戦術的リソース要求が満たされた後に残ったリソースにアクセスできます。タイムシェア ワークロードのアクセス レベルは「中」に割り当てられますが、変更することができます。
- Save(保存)をクリックします。
- (オプション)分類タブをクリックし、実行されるクエリーをこのワークロードに分類する基準を追加します。
- (オプション)スロットル タブをクリックします。
- 状態をクリックし、このワークロードに分類された同時クエリーを制限するようにスロットルを設定します。SLES 11 EDW システムがありTeradata Database 16.0以降を使用している場合、flexスロットルが適用されるように指定できます。 詳細については、Flexスロットルの有効化と構成を参照してください。
- グループ スロットルをリストから選択して、このワークロードをワークロード グループのスロットルのメンバーにします。
- 状態をクリックし、このワークロードに分類された同時クエリーを制限するようにスロットルを設定します。
- (オプション)SLES 11 TASMシステムで、目標サービス レベル タブをクリックし、このワークロードの目標サービス レベルを設定します。
- (オプション)例外タブをクリックし、このワークロードに対してアクションまたは通知を起動する基準を含む例外を作成します。例えば、このワークロードのクエリーに時間がかかりすぎる場合は、そのクエリーを他のワークロードに移動する例外を作成します。
- (オプション)SLES 11の戦術的ワークロードで、戦術的例外タブをクリックして戦術的例外を変更します。
- Save(保存)をクリックします。