TeradataシステムTEST1上のすべてのデータベースで使用される現在のPERM領域が80%を超える場合、トラップをSNMP管理サーバーに送信するものとします。トラップには、しきい値を超えたデータベースの名前と、そのデータベースで使用されているPERM領域の実際の割合を含めます。
この例では、SNMP管理パッケージはprodMgr1という名前のシステムで実行しています。アラート アクションとしてSNMPトラップを構成して送信するには、次の手順を実行します。
- アラート セットアップ ポートレットで、SNMP構成を作成します。
- 設定オプションリストからDelivery Settings(発行設定)を選択します。
- 発行タイプリストからSNMPを選択します。
- SNMPの横にあるを選択します。
- 構成名ボックスにsnmpConfigと入力します。
- SNMPを有効化チェック ボックスを選択します。
- 宛先ボックスに、トラップのホスト名としてprodMgr1と入力します。
- アラート メッセージ チェック ボックスを選択します。
- アラート条件チェック ボックスを選択します。
- Apply(適用)をクリックします。
- アラート セットアップ ポートレットに、アクション セットを作成します。
- 設定オプションリストからアラート対象指定日時を選択します。
- 対象指定日時オプションリストからアラート発行対象時間帯を選択します。
- 表示されるアラート発行対象時間帯が平日の時間に対応していることを確認します。
- 対象指定日時オプションリストからアクション セットを選択します。
- アクション セットの横にあるを選択します。
- アクション セット名ボックスにsendTrapと入力します。
- 時間帯で、アラート発行対象時間帯、夜間、および週末のすべてのチェック ボックスをオンにします。
- アクションで、アラート ビューアに含めるチェック ボックスがオンになっていることを確認します。このオプションはデフォルトでオンになっているので、アラート ビューア ポートレットで設定されているこのアクションに対する警告を表示できます。
- アクションでSNMPチェック ボックスをオンにして、構成リストからsnmpConfigを選択します。
- Apply(適用)をクリックします。
- Teradata Viewpointモニタリング用の監視対象システム ポートレットで、TEST1を構成します。
- システムの隣でを選択して、Teradataシステムの追加を選択します。
- システムのニックネーム ボックスにTEST1と入力します。
- システムを有効化チェック ボックスをオンにして、モニタリング用のTEST1システムをアクティブ化します。
- TDPIDボックスに、TEST1システムのTDPIDを入力します。
- ログイン名とパスワードを入力します。
- Apply(適用)をクリックします。
- 監視対象システム ポートレットで、データ コレクタを構成します。
- システムリストから、TEST1を選択します。
- セットアップリストからData Collectors(データ コレクタ)を選択します。
- データ コレクタリストからデータベース領域を選択します。
- データベース領域コレクタの有効化チェックボックスをオンにし、デフォルトの設定をそのまま使用します。
- Apply(適用)をクリックします。
- 監視対象システム ポートレットで、アラート ルールを定義します。
- システムリストからTEST1を選択します。
- セットアップリストからアラートを選択します。
- アラート タイプリストからデータベース領域を選択します。
- アラートの横にあるを選択します。
- アラート名ボックスにPermExceeds80と入力します。
- アラートを有効チェック ボックスを選択します。
- しきい値リストから現在のPERMを選択します。
- 「大なり」記号(>)の右のボックスに80と入力します。
- を選択して次に示す選択されたデータベースを除くすべてのデータベースオプションを選択し、すべてのデータベースを含めます。OKを選択します。
- アクション リストからsendTrapを選択します。
- メッセージ ボックスにDatabase ${databaseName} current perm use is ${spaceUsedPct}%と入力します。
- Apply(適用)をクリックします。アラート プロパティをメッセージ ボックスに入力する場合は、上記のdatabaseNameとspaceUsedPctのように、プロパティ名を波括弧({})で囲み、式の前にドル記号($)を付けます。Teradata Viewpointアラートで使用できるアラート プロパティの説明については、TeradataDatabaseのアラートの測定基準とプロパティを参照してください。
データベースの固定領域使用率が80%を超えると、構成されているトラップの送信先(この例ではprodMgr1)にトラップが送信されます。SNMP配信設定でアラート状態オプションとアラート メッセージオプションの両方を有効にしたため、トラップのDetail(詳細)ボックスには、トラップを生成したイベントのアラート ルール条件の後にPermExceeds80アラート ルールで指定したメッセージが表示されます。(Space Used Percentage > 80. 0), Database finance current perm use is 81.9%.
- アラート ビューア ポートレットで、起動されたアクションを確認します。