例: カナリー クエリー ログオン タイムアウトをチェックする - Teradata Viewpoint - Teradata Workload Management

Teradata® Viewpoint ユーザー ガイド

Product
Teradata Viewpoint
Teradata Workload Management
Release Number
16.50
16.20
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-08-17
dita:mapPath
ja-JP/yqb1520516846011.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/yqb1520516846011.ditaval
dita:id
B035-2206
Product Category
Analytical Ecosystem
データ ディクショナリ テーブルで発生するロックによって、TeradataシステムPROD1にログオンできなくなる場合をモニターするとします。カナリー クエリーを使用してログオン タイムアウトの時間切れに基づくアラート アクションを作成します。クエリーは、実行するたびにPROD1へのログインを試みて簡単なSQL文を実行します。ログオンが失敗してタイムアウトすると、クエリーはEメールでアラートをdba@example.comに送信し、アラート ビューア ポートレットにアラートを記録します。
  1. アラート セットアップ ポートレットで、発行設定を構成します。
    1. 設定オプションリストからDelivery Settings(発行設定)を選択します。
    2. 発行タイプリストからEmail(Eメール)を選択します。
    3. SMTPホスト ボックスに、送信 (SMTP) Eメール サーバーのSMTPホスト アドレスとしてsmtp.example.comを入力します。
    4. Eメールを有効化チェック ボックスを選択します。
    5. ポート リストからデフォルトのポートを使用を選択してデフォルトのポート25を使用します。
    6. デフォルトのサーバー タイムアウト(30秒)を入力します。
    7. 返信先ボックスにdoNotReply@example.comと入力します。
    8. デフォルトの匿名ログインをそのまま使用します。
    9. Advanced(詳細)ボックスを空白のまま残します。
    10. テスト受信者ボックスにdba@example.comと入力します。
    11. Test(テスト)を選択して、SMTPサーバーがEメールをdba@example.comに配信することを確認します。
    12. Apply(適用)をクリックします。
  2. アラート セットアップ ポートレットに、アクション セットを作成します。
    1. 設定オプションリストからアラート対象指定日時を選択します。
    2. 対象指定日時オプションリストからアクション セットを選択します。
    3. アクション セットの横にある""を選択します。
    4. アクション セット名Email dbaと入力します。
    5. アクションで、アラート ビューアに含めるチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
      このオプションはデフォルトでオンになっているので、アラート ビューア ポートレットで設定されているこのアクションに対する警告を表示できます。
    6. アクション リストからEメールの受信者を選択します。
    7. Eメールの受信者チェック ボックスをオンにし、Bccまたは終了をクリックし、Email(Eメール)ボックスにdba@example.comと入力します。
    8. Apply(適用)をクリックします。
  3. Teradata Viewpointモニタリング用の監視対象システム ポートレットで、PROD1を構成します。
    1. システムの隣で""を選択して、Teradataシステムの追加を選択します。
    2. システムのニックネームPROD1と入力します。
    3. システムを有効化チェック ボックスをオンにして、モニタリング用のPROD1システムをアクティブ化します。
    4. TDPIDボックスに、PROD1システムのTDPIDを入力します。
    5. ログイン名とパスワードを入力します。
    6. Apply(適用)をクリックします。
  4. 監視対象システム ポートレットで、Teradataシステムで実行するようにカナリー クエリーを定義します。
    1. システムリストからPROD1を選択します。
    2. セットアップリストからカナリー クエリーを選択します。
    3. カナリー クエリーの横にある""を選択します。
    4. 名前LogonTimeoutと入力します。
    5. クエリーを有効チェック ボックスを選択します。
    6. SQLボックスにSELECT COUNT(*) FROM DBC.DBCInfo;と入力します。
    7. デフォルト データベースDBCと入力します。
    8. ログイン リストから、システム タスクのために選択したログイン信頼証明を選択します。
    9. クエリーが実行されるたびにログインを選択します。
    10. ログイン試行の後にタイムアウト ボックス20と入力します。
      これはログオンのタイムアウト時間です。
    11. その他のデフォルト値はそのままにしておきます。
    12. Apply(適用)をクリックします。
  5. 監視対象システム ポートレットで、カナリー クエリーのアラート ルールを定義します。
    1. システムリストからPROD1を選択します。
    2. セットアップリストからアラートを選択します。
    3. アラート タイプリストからカナリー クエリーを選択します。
    4. アラートの横にある""を選択します。
    5. アラート名Canary Query Logon Timeoutと入力します。
    6. アラートを有効チェック ボックスを選択します。
    7. 重大度リストで、を選択します。
    8. 一致リストで、すべてを選択します。
    9. 測定基準のリストから、ログインタイムアウト、およびログインタイムアウトが発生しましたを選択します。
    10. 次の間アラートルールが満たされた場合のみトリガーする:は、デフォルトの分数である0のままにします。
    11. アクション リストで、Email dbaを選択します。
    12. 次の間は二重に実行しない:ボックスは、デフォルトの分数である0のままにします。
    13. メッセージ ボックスに以下を入力します:Logon Timeout occurred on PROD1.
    14. Apply(適用)をクリックします。
  6. アラート ビューア ポートレットで、起動されたアクションを確認します。
    1. (オプション)を選択してポートレットのアラートを標準の重大度でフィルタリングします。
    2. (オプション)システム名フィルタ ボックスにPROD1と入力し、PROD1システムのアラートを表示します。
  7. アカウントdba@example.comのEメール受信トレイで、doNotReply@example.comからのメッセージをチェックします。

サンプルのEメール メッセージ

Eメール メッセージが受信トレイに到着すると、Eメール メッセージには次の形式の情報が含まれます。

From: doNotReply@example.com
Sent: Tuesday, August 7, 2012 2:23 PM
To: dba@example.com
Subject: [Alert] PROD1 - Canary Query Logon Timeout (Source: Viewpoint, Type: Canary Query)

Logon timeout occurred on PROD1.

Event Timestamp: 2012-08-07T14:23:01.331-07:00

Canary Id=90
Query Name=LogonTimeout
Response Time=
Login Timeout Occurred=true

Description: ((Canary Id = 90 and Login Timeout Occurred is true))