並列実行プラン - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter Operator プログラマ ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
dita:mapPath
ja-JP/yvm1645201744157.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2435
Product Category
Teradata Tools and Utilities

操作の図に示すように、Teradata PTプロセッサはTeradata PTインフラストラクチャの中核です。データのインポート、エクスポート、または更新に関するすべてのユーザーリクエストは、上位の非手続き型Teradata PT文を使用してジョブ スクリプトとしてTeradata PTプロセッサに送信されます。Teradata PT文の説明については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。

Teradata PTプロセッサは、ジョブ スクリプトに含まれる文を解析してその構文を検証し、指定されたオペレータのインスタンスを作成します。これらのオペレータは、データ ストリームと、オペレータの実行を調整するプラン(「並列実行プラン」)によって結合されます。 ジョブの実行中に、Teradata PTプロセッサは、次のタスクを実行します。

  1. Teradata PTメタデータを使用して、オペレータにデータ ストリームを確立する。
  2. そのデータ ソースと宛先オブジェクトに関するユーザーのアクセス権限を検証する。
  3. 企業内でデータのアクセスに最適なパスを確立する。

次の図に示すように、Teradata PTプロセッサは、ジョブ データの流れが最適化されるようにコーディネートされた方法で、ジョブ スクリプト内に定義された各オペレータの5つのオペレータ エントリ ポイントを呼び出します。 これらのエントリ ポイント(Initiate、Execute、Checkpoint、Restart、Terminate)は、Teradata PTオペレータ インターフェースの関数としてインプリメントされます。

Teradata PTプロセッサは、並列実行用として定義されたオペレータの複数インスタンスを立ち上げ、並列処理によってパフォーマンスをスケール アップできます。
並列プランのインプリメンテーション