Get Row - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter Operator プログラマ ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2435
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

Get Rowは、データ行を抽出するサービス関数です。

構造

#include <pxoper.h>
PXSTC_Code PX_GetRow(PX_TableSchemaHandle  tableSchemaHandle,
   PX_Count *  columnCount,
   PX_Indicator **  nullIndicator,
   PX_ByteOffset **  offsets,
   PX_Length **  lengths,
   PX_Addr *  rowAddr,
   PX_Length *  rowLength);

次のような場合に当てはまります。

パラメータ 機能 指定
columnCount 出力 データ行に関連する列数へのポインタ
lengths 出力 対応する列値の長さを表わす整数配列へのポインタ
nullIndicator 出力 対応する列値がNULLかどうかを示す標識バイトの配列へのポインタ
offsets 出力 対応する列位置をデータ行の先頭からのバイト数で示した整数配列へのポインタ
rowAddr 出力 データ行のアドレスへのポインタ
rowLength 出力 データ行の長さへのポインタ
tableSchemaHandle 入力 データ行の取得先となるテーブル スキーマ ハンドル

戻りコード

以下のGet Row関数のステータス コードは、Teradata PTオペレータ インターフェースによって定義されます。

ステータス コード 意味
PXSTC_BadHandle 未定義のデータ スキーマ ハンドル
PXSTC_Success データ行の抽出の成功
PXSTC_EndOfData データの終わり

使用上の注意

Get Row関数を定義する場合の注意事項は、以下を考慮してください。

対象 使用上の注意
戻りデータの形式 Get Row関数によって返されるデータ行には、常に、NULL標識バイトの接頭辞が付けられています。
ステータス 関数ステータスがPXSTC_Successの場合:
  • rowAddrパラメータは、データ行のアドレスを格納します。
  • rowLengthパラメータは、データ行の長さを格納します。
  • columnCountパラメータは、データ行に関連する列数を格納します。
  • nullIndicatorsパラメータは、列値がNULLかどうかを示す配列のアドレスです。
  • offsetsパラメータは、データ行のオフセットをバイト単位で示す配列のアドレスです。
  • lengthsパラメータは、列値の長さを示す配列のアドレスです。
関連項目