Teradata PTインフラストラクチャでは、各オペレータは1つのオブジェクトとなります。 オペレータ インターフェースは、次の図に示すように、定義された各オペレータ オブジェクトによって継承される基本クラスの属性とメソッドを提供します。
カスタム オペレータ オブジェクトは、他のオペレータ オブジェクトやTeradata PTプロセッサとの関数上の対話に、Teradata PTオペレータ インターフェースの継承された属性とメソッドを使用する必要があります。
オペレータ オブジェクト クラス階層
Teradata PTオブジェクト クラス階層では、テーブルに記載されているように、オブジェクト クラスが他のオブジェクトに属性と関数を提供します。
オペレータ オブジェクト クラス | 説明 |
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Accessクラス | データ オブジェクトにアクセスするオペレータ このクラスのインターフェース関数は、データへのアクセス方法に関連する動作上の特異性をすべて無視し、すべてのアクセス オペレータ オブジェクトに同じ関数を提供します。 上の図に示すように、Accessクラス オブジェクトは、Producerクラス オブジェクトとConsumerクラス オブジェクトのための基本クラス関数を提供します。 |
Consumerクラス | 他のオペレータからデータを受け取り、ファイルやデータベース テーブルなどの外部データ ストアにそれを格納するオペレータ |
Filterクラス | 入力データ ストリームに対してフィルタリングとクレンジングを実行し、指定された出力データ ストリームを生成するオペレータ |
Producerクラス | ファイルやデータベース テーブルなどの外部データ ストアからデータを抽出し、それを他のオペレータに提供します。 図に示すように、Producerクラス オブジェクトは、Accessクラス オブジェクトのサブクラスです。 |
Projectorクラス | 入力データ ストリームから、指定された属性の値を射影します。 Projectorクラス オペレータオブジェクトは、イメージ、ピクチャー、音声、テキストなどのデータを処理できます。 |