このコマンドは、デバッガへの後続のコマンドが動作するスレッドを指定します。
構文
context all
context thread-selector [...]
構文要素
- thread-selector
- デバッグ中の1つ以上のUDFスレッドを選択する文字列を指定します。
使用上の注意
1つ以上の特定のスレッドを指定できます。または、すべてのスレッドを指定して現在アクティブなすべてのスレッドを含めることができます。contextに複数のスレッドが含まれる場合、コマンドはこれらすべてのスレッド上で順次実行されます。各スレッドの出力には、スレッドを識別する行、その後にコマンド関連情報の行が表示されます。ブレークポイントまたは他の例外によってスレッドが停止すると、コンテキストはデフォルトによりそのスレッドに戻って、そのスレッドを現在のコンテキストにします。
@コマンドの同義語としてcontextを使用できます。contextを使用する場合は、略さずに入力する必要があります。