FNC_GetPhaseExオプションを使用すると、次のような状況で、テーブルのフェーズ遷移の回数を減らしてテーブル関数のパフォーマンスを向上できます。
- 1:1 (1行入力:1行出力)処理モードでは、TBL_NEWROWオプションを使用して、TBL_BUILD呼び出しごとに新しい行を取得します。
FNC_Mode mode = FNC_GetPhaseEx(&thePhase, TBL_NEWROW);
- 1:M (1行入力: 複数行出力)処理モードでは、TBL_NEWROWEOFオプションを使用して、EOFの合図が送られたときに新しい行を取得します。
FNC_Mode mode = FNC_GetPhaseEx(&thePhase, TBL_NEWROWEOF);
- M:1 (複数行入力: 1行出力)処理モードは、次のように使用します。
FNC_Mode mode = FNC_GetPhaseEx(&thePhase, TBL_LASTROW | TBL_NEWROW);
M:1と1:Mを組み合わせた処理モードは、次のように使用します。これは、EOFまで新しい行を渡しません。
FNC_Mode mode = FNC_GetPhaseEx(&thePhase, TBL_LASTROW | TBL_NEWROWEOF);