他の関数や演算子の場合と同じように、Vantageは、LOBと互換性のあるデータ型の暗黙の型変換を、優先順位ルールに従って実行します。LOB型パラメータを宣言するUDFを定義した場合、そのUDFを呼び出す際には、互換引数を渡すことができます。
UDFで宣言されているパラメータのデータ型 | UDF呼び出し時に渡すことのできる引数のデータ型 |
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CLOB |
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BLOB |
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場合によっては、LOBと互換性のある型の暗黙の型変換にパフォーマンス上の問題があります。
例えば、UDFで1個のBLOB型パラメータが宣言されているとしましょう。そのUDFを呼び出す際にVARBYTE列を渡した場合、Vantageは、そのVARBYTE値を一時BLOBに変換してからUDFに渡します。Vantageは一時BLOBをディスク上に格納するため、その変換のためのパフォーマンス上のコストはかなり大きくなります。
1つの解決策は、明示的にVARBYTE引数を宣言するオーバーロード関数を作成することです。