デフォルトの情報行に加えてWITH LOCKオプションを要求すると、DBQLXMLLOCKTblのQryLockLogXMLVビューにデータが書き込まれます。各行には、ロック遅延を記録するXML文書のサブセットが格納されます。
このビューへのアクセス権限は、サイトのセキュリティ ポリシーに基づいて付与されます。QryLockLogXMLVビューのデータは、DBQLXMLLockTblテーブルから直接取得されたものです。
DBQLXMLLockTblテーブルは、ロック競合をXML形式で記録します。 ロック ロガーでは、ロック オブジェクトが次のように表示されます。
LockObjectRequested | 説明 |
---|---|
D | データベース |
T | テーブル |
R | 行ハッシュ |
TP | テーブルのパーティション範囲 |
RP | パーティション範囲のRowHash |
RK | 単一パーティションのRowHash |
RN | RowKeyの範囲 |
XMLTextInfo列のシュレッディング
XMLTextInfo列には、シュレッドが必要なXMLデータが格納されます。
XMLシュレッディング機能は、Teradata Vantageではデフォルトで有効になっています。BTEQやTeradata ViewpointなどのTeradataクライアント ソフトウェアを使用すると、SP_LockLog_Shredderストアド プロシージャを呼び出して、DBQLXMLLockTbl表内のXMLデータをシュレッドすることができます。
QryLockLogXMLVのXMLTextInfo列の内容をシュレッドすることはできません。この列をシュレッドするには、基礎となるテーブル、DBQLXMLockTblを使用する必要があります。
XMLTextInfo列のシュレッディングについては、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>を参照してください。