WITH OBJECTSオプションを使用すると、DBQLは、クエリーで参照されるデータ オブジェクトごとに1行をDBQLObjTblと、関連するビューQryLogObjectsVに記録します。オブジェクトは、データベース、データ テーブル、列、セカンダリ インデックス、結合インデックス、またはジャーナル テーブルです(オブジェクトがセカンダリ インデックスである場合、名前でなくその番号が記録されます)。DBQLは、SQL文自体ではなく、最適化ルーチンから使用カウントを取得します。最適化ルーチンがオブジェクトにアクセスした回数が記録されます。オブジェクトがリクエストされた場合、オブジェクト情報は、クエリーに使用された各オブジェクトにつき1行を含むDBQLテーブルに格納されます。
問合わせの処理中にシステムが使用するDBCデータベースのテーブルと列については、DBQLオブジェクト行内にテーブルと列の名前は反映されません。 これは、例えば、CREATE TABLEまたはSELECT FROM DBC.xxxなどの文はDBCのテーブルおよび列を処理するため、DBQLを通じてオブジェクトが記録されないことを意味します。
オブジェクトが要求された場合、オブジェクト情報は、問合わせに使用された各オブジェクトにつき1行を含むDBQLテーブルに格納されます。
要求されるオブジェクト | 結果 |
---|---|
インデックス | 名前ではなくフィールドIDが記録されます。 |
列 |
|
オブジェクト頻度をロギングすることもできます。オブジェクト頻度とは、オブジェクトが問合わせ内で使用されている回数です。
ObjectTypeの可能値
値 | 説明 |
---|---|
Agg | ユーザー定義集約関数 |
AgS | ユーザー定義集約STAT関数 |
Aut | セキュリティ許可 |
Col | 列 |
DB | データベース |
GLP | GLOPセット |
HIx | ハッシュ インデックス |
Idx | インデックス。各インデックスには、データベース名、テーブル名、列名があります。ObjectId列は表の識別子、ObjectNum列はそのテーブル内のインデックスの番号です。複数列インデックスの場合、インデックスで問合わせが使用した各列に1行が使用されます。例えば、インデックスが3列で構成され、問合わせがその3つすべてを使用する場合、列名がそれぞれ異なる行が3行あることになります。COLLECT STATISTICS、ALTER PROCEDURE、SHOW PROCEDURE、またはSELECT COUNT(*)などの文のインデックスについては、列名はNullになります。 |
JIx | 結合インデックス。各結合インデックスでは、ObjectTableNameフィールドにデータベース名と結合インデックス名があります。これらの行では、ColumnNameが結合インデックスによって参照される列を示します。
|
Jrl | ジャーナル |
Mac | マクロ |
NoT | タイプなし(不明) |
SP | ストアド プロシージャ |
Sta | ユーザー定義STAT関数 |
Tab | テーブル |
TbF | テーブル関数 |
Tmp | 一時 |
TbO | テーブル演算子 |
TbC | コントラクト関数 |
Trg | トリガー |
UDF | ユーザー定義関数 |
UDM | ユーザー定義メソッド |
UDT | ユーザー定義タイプ |
Viw | ビュー |
Vol | 揮発テーブル |
XSP | 外部ストアド プロシージャ |
TypeOfUseの可能値
値 | 説明 |
---|---|
1 | 意味解釈ルーチンで検出 |
2 | クエリー処理中にアクセス |
3 | 参照、アクセス |
4 | 条件テキストで検出 |
6 | アクセス、条件付き |
7 | 参照、アクセス、条件付き |
8 | 内部結合条件で検出 |
10 | アクセス、内部結合 |
14 | アクセス、条件付き、内部結合 |
16 | 外部結合条件で検出 |
18 | アクセス、外部結合 |
22 | アクセス、条件付き、外部結合 |
30 | アクセス、条件付き、内部結合および外部結合 |
32 | 合計ノードで検出 |
34 | アクセス、合計 |
38 | アクセス、条件付き、合計 |
46 | アクセス、条件付き、合計、内部結合 |
54 | アクセス、条件付き、合計、外部結合 |
64 | 完全外部結合条件で検出 |
70 | アクセス、条件付き、完全外部結合 |
102 | アクセス、条件付き、合計、完全外部結合 |