Xビューは、現在の承認されたユーザーが信頼済みセッションのプロキシ ユーザーに設定されている場合、現在の承認されたユーザーに基づいて結果を返します。現在のユーザーがプロキシ ユーザーではない場合、返される結果は、現在のユーザーおよび現在のユーザーのアクセス権限に基づきます。
互換Xビューは、信頼済みセッションをサポートしません。
例えば、中間階層ユーザーTRMとしてログインした場合、AMPUsageVXビューを使用するクエリーは、ユーザーTRMの使用状況を次のように返します。
sel username (FORMAT 'X(20)'), sum(cputime), sum(diskio) from dbc.ampusagevx group by 1;
結果:
UserName Sum(CpuTime) Sum(DiskIO) -------------------- ------------------ --------------- TRM 0.42 10,595
セッションが永久プロキシ ユーザー(WITHOUT ROLEで定義)に設定された場合、クエリーは、ユーザーPERMUSER1の使用状況を次のように返します。
SET QUERY_BAND='PROXYUSER=PERMUSER1;' FOR SESSION; sel username (FORMAT 'X(20)'), sum(cputime), sum(diskio) from dbc.ampusagevx group by 1;
結果:
UserName Sum(CpuTime) Sum(DiskIO) -------------------- ------------------ --------------- PERMUSER1 0.19 2,185
指定されたロールとともにアプリケーション プロキシ ユーザーまたは永久プロキシ ユーザーにセッションが設定された場合、許可は、そのプロキシ ユーザーのロールのみに基づいて行なわれます。現在のユーザー名のみに基づいてデータを返すXビューの場合は、クエリーは行を返しません。
SET QUERY_BAND='PROXYUSER=APPLUSER;' FOR SESSION; sel username (FORMAT 'X(20)'), cputime, diskio from dbc.ampusagevx order by 1;
結果: 行は返されません。
*** Query completed. No rows found. *** Total elapsed time was 1 second.