Data Moverコマンドは大きく2つのタイプに分類できます。
コマンド | 説明 |
---|---|
セットアップ コマンド | デーモンやエージェントを含むData Moverシステムをセットアップし、構成することができます。この機能はData Moverセットアップポートレットで提供される機能に対応しています。 |
ジョブ管理コマンド | ジョブの作成、実行、監視、更新、削除を行なうことができます。この機能はData Moverポートレットで提供される機能に対応しています。 |
次のテーブルでは、Data Moverの管理コマンドと構成コマンドについて説明します。
コマンド名 | 説明 |
---|---|
backup_daemon | Data Moverデーモン リポジトリとプロパティ ファイルのバックアップを実行します。 |
create_event_table | Teradata Ecosystem Managerイベントのロギング用にイベント テーブルを作成します。 |
delete_event_table | イベント テーブルを削除します。 |
help | すべてのコマンドの概要を表示します。各コマンドのパラメータなどの詳細説明を表示することもできます。 |
list_agents | Data Moverデーモンに接続しているData Moverエージェントの一覧を示します。 |
list_configuration | Data Moverデーモンの構成とパフォーマンス設定を出力します。 |
list_event_table | 既存のすべてのイベント テーブルを一覧表示します。 |
modify_admin_password | スーパー ユーザーのパスワードを変更します。デフォルトでは、スーパー ユーザーのパスワードはdmcl_adminです。スーパーユーザーのユーザーIDはdmcl_adminで、変更できません。 |
modify_event_table | 既存のイベント テーブルのユーザー名またはユーザー パスワードを変更します。 |
restore_daemon | 以前にバックアップしたData Moverデーモン リポジトリとプロパティ ファイルを復元します。 |
save_configuration | list_configurationコマンドによって作成された構成ファイルの情報をData Moverデーモンに保存します。 |
次のテーブルでは、ジョブ管理コマンドとレポート コマンドについて説明します。
コマンド名 | 説明 |
---|---|
cleanup | 失敗したジョブまたは正常に完了する前に中止されたジョブのうち、Teradata DSA、Teradata PT API、およびTeradata JDBCのタスクをクリーンアップします。 |
create | 構文パラメータとオブジェクト リストに基づいてコピー ジョブを作成します。 |
delete_job | 指定したジョブを削除します。 |
edit | 指定したジョブ名の定義を変更します。 |
encrypt_password | コマンドラインでパラメータとして入力されたパスワード、対話的に入力されたパスワード、または特定の形式でXMLファイルを介して入力されたパスワードから、暗号化されたパスワードを作成します。 |
list_job_definition | 指定したジョブ定義を一覧表示します。 |
list_jobs | Data Moverデーモンで実行されたすべてのジョブのリストを、指定されたステータス モードで表示します。ジョブ定義は表示されません。 |
list_job_steps | ジョブ プラン内のすべてのステップを表示します。 |
list_tasks | 現在RUNNING状態にあるすべてのジョブから、アクティブなすべてのタスクの状態をリストします。 |
move | 指定したデータベース オブジェクトをあるデータベースから別のデータベースにコピーするジョブを作成した後、このジョブを直ちに開始します。 |
restart | 失敗したジョブを再起動します。 |
start | createコマンドで作成されたジョブを開始します。 |
status | 指定したジョブのステータスを表示します。 |
stop | 実行中のジョブを停止します。 |
update_job_priorities | parameters.xmlファイルのみを使用してキュー内の1つ以上のジョブに対する優先順位を更新します。コマンドラインでは直接使用できません。 |
update_job_steps | 指定したジョブのジョブ ステップを更新します。 |