Teradata TPump/INMODルーチンのインターフェース - Parallel Data Pump

Teradata® Parallel Data Pump リファレンス

Product
Parallel Data Pump
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
dita:mapPath
ja-JP/ioq1544831946920.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/ioq1544831946920.ditaval
dita:id
B035-3021
Product Category
Teradata Tools and Utilities
Teradata TPump は、Teradata TPumpジョブ中に発生する特定のイベントに関する操作情報を蓄積します。BEGIN LOADコマンドに、EXITが指定されたNOTIFYオプションが含まれていると、特定のイベントが発生した場合に、Teradata TPumpは指定された通知出口ルーチンを呼び出して、次の情報を渡します。
  • イベントを識別するイベント コード
  • イベントに関する特定の情報

次の表 に、イベント コードの一覧と、各イベントでTeradata TPumpが通知出口ルーチンに渡すデータの内容を示します。通知の各レベル(低、中、高、超)に関連するイベントについては、BEGIN LOADのコマンドの説明を参照してください)。

将来の拡張をサポートするために、無効または未定義のイベント コードを通知出口ルーチンが確実に無視するようにし、そのようなコードがTeradata TPumpの異常終了の原因にならないようにします。
通知出口ルーチンに渡されるイベント
イベント イベント コード イベントの説明 通知出口ルーチンに渡されるデータ
初期化 0 BEGIN LOADコマンドのNOTIFYオプションの処理成功。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大36文字の列
  • ユーザー名の長さ – 4バイトの符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 – 最大64バイトの列
  • オプション文字列の長さ - 4バイトの符号無し整数
  • オプション文字列 – 最大80バイトの配列
初期化EON 0 BEGIN LOADコマンドのNOTIFYオプションの処理成功。
  • バージョンID長 - 4バイト符号なし整数
  • バージョンIDの文字列 – 最大32バイトの配列
  • ユーティリティID – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名長 – 4バイト符号なし整数
  • ユーティリティ名の文字列 – 最大36バイトの列
  • ユーザー名の長さ – 4バイトの符号なし整数
  • ユーザー名の文字列 – サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列
  • ユーザー文字列長 – 4バイト符号なし整数
  • ユーザー文字列 - サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列–
ファイルまたはINMODのオープン 1 ファイルまたはINMODルーチンの名前を指定するIMPORTコマンドが正常に処理されました。
  • ファイル名の長さ – 4バイトの符号なし整数
  • ファイル名 – 最大256バイトの配列
  • インポート番号 – 4バイトの符号なし整数
チェックポイント開始 2 Teradata TPumpがチェックポイント操作の実行を開始する。 レコード番号 – 4バイトの符号なし整数
インポートの開始 3 各インポート タスクに関して、最初のレコードの読み取りが開始される。 インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
インポートの終了 4 各インポート タスクに関して、最後のレコードが読み取られた。返されるデータは、インポート タスクのレコード統計です。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • 読み取られたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • データ エラー数 – 4バイトの符号なし整数
エラー テーブル 5 エラー表に関するSEL COUNT(*)要求の処理成功。
  • 表の名前 – 最大128バイトの列
  • 行数 – 4バイトの符号なし整数
データベース再起動 6 Teradata TPumpがデータベースまたはCLIv2からクラッシュ メッセージを受信した。 データベース再始動イベント コードにはデータが付随しません。
CLIv2エラー 7 Teradata TPumpがCLIv2エラーを受信した。 エラー コード – 4バイトの符号なし整数
データベース エラー 8 Teradata TPumpが終了コード12を生成するデータベース エラーを受信した。 エラー コード – 4バイトの符号なし整数
すべてのデータベース エラーが、このイベントを発生させるわけではありません。例えば、表の削除や作成を試みているときに3807エラーが発生してもTeradata TPumpは終了しません。
終了 9 Teradata TPumpがロード タスクを完了した。 出口コード – 4バイトの符号なし整数
テーブル統計 10 Teradata TPumpが表統計の書き込みに成功した。
  • 型(I = Insert、 U = Update、またはD = Delete) – 1バイトの文字変数
  • データベース名 – 最大64バイトの列
  • 表/マクロの名前 – 最大64バイトの列
  • アクティビティ カウント – 4バイトの符号なし整数
Checkpoint End(チェックポイントの終了) 11 Teradata TPumpがチェックポイント操作を正常に終了した。 レコード番号 – 4バイトの符号なし整数
中間実行統計 12 Teradata TPumpがモニター インターフェース表を更新し、チェックポイントを完了したか、インポート タスクの最後のレコードを読み取った。返されるデータは、現在のロードの統計です。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信された文の数 — 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信された要求の数 — 4バイトの符号なし整数
  • 読み取られたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたレコード数 – 4バイトの符号なし整数
  • データ エラー数 – 4バイトの符号なし整数
DMLエラー 13 DMLによって発生したデータベース エラーをTeradata TPumpが受け取った。エラー表へのエラー行の挿入が実行される。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • エラー コード - 4バイトの符号なし整数
  • エラー メッセージ – 256 文字 (最大) 配列
  • レコード番号 – 4 バイト符号なし整数
  • 適用番号 – 1バイトの符号なし文字
  • DML番号 – 1バイトの符号なし文字
  • 文の番号 – 1バイトの符号なし文字
  • レコード データ - 最大64,004文字の列
  • レコード データの長さ – 4バイトの符号なし整数
  • フィードバック – 4バイトの符号なし整数へのポインタ

「フィードバック」は、ユーザー出口ルーチンに渡されるときには常に整数0をポイントします。この整数の値を1に変更すれば、エラー表にエラーを記録しないようにTeradata TPumpを設定できます。この場合、Teradata TPumpはエラーを記録しませんが、このエラーに対するその他の通常のプロセスは続行します。

チェックポイント開始64 14 Teradata TPumpがチェックポイント操作の実行を開始する。 レコード番号 — 8バイトの符号なし整数
チェックポイント終了64 15 Teradata TPumpがチェックポイント操作を正常に終了した。 レコード番号 — 8バイトの符号なし整数
インポート終了64 16 各インポート タスクに関して、最後のレコードが読み取られた。返されるデータは、インポート タスクのレコード統計です。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • 読み取られたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたレコード — 8バイトの符号無し整数
  • データ エラー — 8バイトの符号なし整数
エラー表64 17 エラー表に関するCAST(COUNT(*) AS BIGINT)要求の処理成功。
  • 表の名前 - サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列
  • 行数 - 8バイトの符号なし整数
表統計64 18 Teradata TPumpが表統計の書き込みに成功した。
  • 型(I = Insert、 U = Update、またはD = Delete) – 1バイトの文字変数
  • データベース名 - サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列
  • 表/マクロの名前 - サポートされるデータベース オブジェクトの最大長を保持する文字列
  • アクティビティ カウント - 8バイトの符号なし整数
中間実行統計64 19 Teradata TPumpがモニター インターフェース表を更新し、チェックポイントを完了したか、インポート タスクの最後のレコードを読み取った。返されるデータは現在のロードの統計です。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたステートメント - 4バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたリクエスト - 4バイトの符号なし整数
  • 読み取られたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 省略されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • 拒否されたレコード数 - 8バイトの符号なし整数
  • データベースに送信されたレコード — 8バイトの符号無し整数
  • データ エラー — 8バイトの符号なし整数
DMLエラー64 20 DMLによって発生したデータベース エラーをTeradata TPumpが受け取った。エラー表へのエラー行の挿入が実行される。
  • インポート番号 - 4バイトの符号なし整数
  • エラー コード - 4バイトの符号なし整数
  • エラー メッセージ - 最大256文字の列
  • レコード番号 — 8バイトの符号なし整数
  • 適用番号 – 1バイトの符号なし文字
  • DML番号 – 1バイトの符号なし文字
  • ステートメントの番号 – 1バイトの符号なし文字
  • レコード データ - 最大64,004文字の列
  • フィードバック - 4バイトの符号なし整数へのポインタ「フィードバック」は、ユーザー出口ルーチンに渡されるときは常に整数0をポイントします。この整数の値を1に変更すれば、エラー表にエラーを記録しないようにTeradata TPumpを設定できます。この場合、Teradata TPumpはエラーを記録しませんが、このエラーに対するその他の通常のプロセスは続行します。