このセクションでは、Teradata TPumpログ テーブルのスペース要件について説明します。
ログ テーブルには、次のようなイベントのたびに、約200バイトの行が書き込まれます。
- 初期化の時点で1行が書き込まれる。
- Teradata TPumpサポート環境を通じて発行される各SQL文ごとに1行が書き込まれる。
- BEGIN LOADコマンドで1行が書き込まれる。
- END LOADコマンドで1行が書き込まれる。
- IMPORTコマンドごとに2行ずつ書き込まれる。
- ロードで使用されるそれぞれの文ごとに1行ずつ書き込まれる(BEGIN LOADコマンドからEND LOADコマンドまでの間)。
- チェックポイントがとられるたびに1行が書き込まれる。
- ROBUSTモードでは、パックされた要求のたびに、チェックポイントとチェックポイントの間にいくつかの部分チェックポイント行がログに書き込まれる。それらの行は、チェックポイントが書き込まれるたびに削除されます。
部分チェックポイント行には、トランザクションにつき117+ (12 × パック係数)バイトが入ります。そのため、部分チェックポイントの数は、チェックポイントの頻度、ロード ホストの性能、およびTeradataのターゲット データベースの性能によって異なります。
したがって、スペース要件の計算式は次のようになります。
200 + 200 ×サポート環境の文の数+ 400 × BEGIN/END LOADの数 + 200 × DMLとして発行される文の数 + 200 × チェックポイントの予想数 + (117 + [12 × パック係数]) × 部分チェックポイントの数。これを単純化すると、次のようになります。
R = 200 + 200S + 400L + 200D+ 200C + (117 + (12P))N,
次のような場合に当てはまります。
R = Teradata TPumpログ テーブルに必要なスペース
S = サポート環境から発行されるSQL文の数
L = BEGIN/END LOADコマンドのペアの数
D = DML文の数
C = チェックポイントの予想数
P = パック係数
N = 部分チェックポイントの数