Teradata TPumpの呼び出しには、特定のファイルが必要です。入力データ ソースに加えて、Teradata TPumpは4つの異なるデータ セット/ファイルまたは入力/出力デバイスにアクセスします。
次の表に、Teradata TPumpのデータ セット/ファイルおよび入力/出力デバイスを示します。
| データ セット/ファイルまたはデバイスの種類 | 機能 |
|---|---|
| 標準入力 | Teradata TPumpジョブを構成するTeradata TPumpコマンドおよびTeradata SQL文 |
| 標準出力 | Teradata TPump出力応答およびメッセージの出力先 |
| 標準エラー | Teradata TPumpエラーの出力先 |
| 構成 | Teradata TPumpユーティリティのデフォルト値の任意指定 |
Teradata TPumpを対話モードで実行する場合、キーボードは標準入力デバイスとして、ディスプレイは標準出力/エラー デバイスとして機能します。
Teradata TPumpをバッチ モードで実行する場合は、これらの各機能についてデータ セットまたはファイル名を指定します。これを行なう方法は、クライアント システムの構成によって様々です。
- ワークステーションに接続のクライアント システムの場合、推奨する方法として、標準のリダイレクト メカニズム(infilenameおよび outfilename)を使用して、ユーティリティを呼び出すときにTeradata TPumpのスクリプト ファイルを指定します。Teradata TPumpスクリプト ファイルをTeradata TPumpにユーティリティ起動時に引き渡すこともできます。
- メインフレーム接続のクライアント システムでは、標準のz/OS JCL制御文(DD)を使用して、Teradata TPumpデータ セットまたはファイルの割り当てと作成を実行してから、ユーティリティを起動します。