DMLコマンドは、関連するINSERT、UPDATE、またはDELETE DML文に加え、クライアントから読み取るべきデータを指定するためのIMPORTコマンドと一緒に使用されます。
Teradata TPumpのDML文では、MultiLoadと同様の条件付き適用ロジックがサポートされます。そのロジックでは、レコード フィールドの内容に基づいてDML文が適用されます。
DMLコマンドの後に続いて指定されたDML文は、いくつかの別々のデータ ソースから得たデータを適用します。データ ソースにはテーブルの各行のためのデータが入っており、テーブルの各行には1つ以上の文が適用されます。各IMPORTコマンドは、それぞれ別個のデータ ソースを識別し、LAYOUTコマンドとDMLコマンドを参照します。IMPORTコマンドは、APPLY句を使って、データ ソースのレコードを、1つ以上の適用可能なDML文と突き合わせます。
LAYOUTコマンドは、パラメータと、FIELD、FILLER、およびTABLEコマンドのシーケンスを使って、データ ソースのレコードのレイアウトを定義します。DMLコマンドは、すぐ後に続く1つ以上のDML文の集まりを識別します。
それぞれのDML文はマクロに変換され、インポート処理の間継続して使用されます。
Teradata TPumpは、IMPORTコマンドに指定されたデータ ソースの終わりに達すると、次のIMPORTコマンドの処理に移ります。