INMODルーチンと他のロード ユーティリティの互換性 - Parallel Data Pump

Teradata® Parallel Data Pump リファレンス

Product
Parallel Data Pump
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
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B035-3021
Product Category
Teradata Tools and Utilities
FDLINMODパラメータをIMPORTコマンドのUSING(parms)オプションとして含めることで、FastLoadのために作成されたFDL互換INMODルーチンを使用できます。このパラメータを使用することで、チェックポイントの実行方法を除き、互換性サポート操作が提供されます。
  • Teradata TPumpジョブで、FROM、FOR、またはTHRUオプションを使用してFDL互換INMODルーチンからレコードの範囲を要求すると、Teradata TPumpはデフォルトのレコード チェックポイント機能をバイパスします。デフォルトでは、Teradata TPumpは15分おきにチェックポイントを実行します。BEGIN LOADコマンド内でCHECKPOINT間隔を0と指定することによって、Teradata TPumpのチェックポイント機能をバイパスできます。

    データベース の再起動/回復操作が行なわれると、Teradata TPumpは再起動し、範囲の最初からレコードを再度取得します。

    同じ状況で、BEGIN LOADコマンドが0以外のCHECKPOINT間隔を含んでいる場合、Teradata TPumpはエラー条件により終了します。

  • Teradata TPumpジョブがレコードの範囲を要求しない場合は、Teradata TPumpはデフォルト(15分おき)またはジョブの指定によりチェックポイントを実行します。

    データベースの再起動/回復操作が行なわれ、INMODルーチンが回復をサポートする場合、Teradata TPumpは最後に記録されたチェックポイントからデータの取得を続けます。

    しかし、Teradata TPumpによって生成されるソース順序番号は、INMODルーチンがレコードを提供した順序を正確に示さない可能性があります。ただし、このような矛盾を除けば、データは依然として正確に適用されます。

Teradata TPumpのIMPORTコマンドのINFILE指定と一緒に、FDL互換INMODルーチンは指定できません。

INFILE指定と一緒にINMODルーチンを指定した場合:
  • Teradata TPumpは、ファイル読み取り操作を実行します。
  • INMODルーチンは通過フィルタとして動作します。

FDL互換INMODルーチンは常にファイル読み取り操作を実行しなければならないため、FDL互換INMODルーチンとTeradata TPumpのINFILE指定とを組み合わせることはできません。