FDLINMODパラメータをIMPORTコマンドのUSING(parms)オプションとして含めることで、FastLoadのために作成されたFDL互換INMODルーチンを使用できます。このパラメータを使用することで、チェックポイントの実行方法を除き、互換性サポート操作が提供されます。
- Teradata TPumpジョブで、FROM、FOR、またはTHRUオプションを使用してFDL互換INMODルーチンからレコードの範囲を要求すると、Teradata TPumpはデフォルトのレコード チェックポイント機能をバイパスします。デフォルトでは、Teradata TPumpは15分おきにチェックポイントを実行します。BEGIN LOADコマンド内でCHECKPOINT間隔を0と指定することによって、Teradata TPumpのチェックポイント機能をバイパスできます。
データベース の再起動/回復操作が行なわれると、Teradata TPumpは再起動し、範囲の最初からレコードを再度取得します。
同じ状況で、BEGIN LOADコマンドが0以外のCHECKPOINT間隔を含んでいる場合、Teradata TPumpはエラー条件により終了します。
- Teradata TPumpジョブがレコードの範囲を要求しない場合は、Teradata TPumpはデフォルト(15分おき)またはジョブの指定によりチェックポイントを実行します。
データベースの再起動/回復操作が行なわれ、INMODルーチンが回復をサポートする場合、Teradata TPumpは最後に記録されたチェックポイントからデータの取得を続けます。
しかし、Teradata TPumpによって生成されるソース順序番号は、INMODルーチンがレコードを提供した順序を正確に示さない可能性があります。ただし、このような矛盾を除けば、データは依然として正確に適用されます。
Teradata TPumpのIMPORTコマンドのINFILE指定と一緒に、FDL互換INMODルーチンは指定できません。
INFILE指定と一緒にINMODルーチンを指定した場合:
- Teradata TPumpは、ファイル読み取り操作を実行します。
- INMODルーチンは通過フィルタとして動作します。
FDL互換INMODルーチンは常にファイル読み取り操作を実行しなければならないため、FDL互換INMODルーチンとTeradata TPumpのINFILE指定とを組み合わせることはできません。