ここでは、DMLコマンドの後でUPDATE文を使用する方法について説明します。UPDATE文はサポート環境でも使用できます。その場合は、UPDATEの通常の規則に従います。
- テーブルのレコードを更新する場合、ログオンしたuseridには、そのテーブルに対するUPDATE権限が必要です。
- IMPORTタスクに複数の固有基本索引(UPI)列を指定する場合、列すべてをUPDATE文のWHERE句に指定する必要があります。この場合、WHERE句は完全に修飾され、Teradata TPumpはテーブル ロックを避けて処理を最適化できます。
- Teradata TPumpでは、UPDATE文の対象がビューである場合、結合を指定することはできません。Teradata TPumpは単一テーブルを扱う文だけを実行するため、UPDATE文に結合を含めることはできません。
- 1つのオブジェクトだけを識別できます。
- DELETE文のWHERE句では、OR構成を使用できます。別の方法として、2つ以上の別個のDML文(ORの項当たり1文)を使用して、DML文をIMPORTコマンドのAPPLY句に条件付きで適用させることもできます。通常は、どちらか一方の方法を選択するのが適切です。
- IMPORTで参照できるINSERT、UPDATE、およびDELETEの文の最大数は128です。128番目のDMLによって、エラー テーブルのDMLSEQフィールドにDMLの連続番号128が挿入されて、データベース3520エラーが引き起こされることがあります。
- 1つの要求に収容できるDML文の最大数は、1500です。収容される文の数のデフォルト値は20です。
- データ保全性を保証するため、Teradata TPumpジョブにUPSERTが含まれている場合、明示的な値がなければSERIALIZEパラメータはデフォルトとしてONをとります。