標準文字セット
次の表に、データベースでサポートされる標準文字セットを示します。
標準文字セット | |
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システム構成 | 名前 |
メインフレーム接続 | EBCDIC |
ワークステーション接続 | ASCII |
ASCIIとEBCDICという用語はあいまいに使われることが多い用語です。このために、アクセント付き文字とラテン以外の文字に関して問題が発生する場合があります。ユーザーは、インポート データで使用される文字セットと厳密に一致するクライアント文字セットを選択する必要があります。
アクセント付き文字とラテン以外の文字を使用する場合は、クライアント文字セットとしてASCIIおよびEBCDICを使用しないでください。その代わりに、アプリケーションの文字セットと厳密に一致する、Teradata提供の文字セットのいずれか、またはサイト定義文字セットをロードして使用してください。 例えば、EBCDIC037_0E(米国またはカナダのメインフレーム接続クライアント)、LATIN1_0A、LATIN9_0A(西ヨーロッパ言語)、LATIN1252_0A(西ヨーロッパの Microsoft® Windowsクライアント)、UT-F8 (UNIXシステム ベースのクライアント)などです。
日本語文字セット
次の表に、データベースでサポートされる日本語文字セットを示します。
日本語文字セット | |
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システム構成 | 文字セット名 |
メインフレーム接続 | KATAKANAEBCDIC KANJIEBCDIC5026_0I KANJIEBCDIC5035_0I |
ワークステーション接続 | KANJIEUC_0U KANJISJIS_0S |
kanji文字セットの詳細については、Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125を参照してください。
中国語および韓国語文字セット
メインフレーム接続およびワークステーション接続のクライアント システム用に、中国語と韓国語の文字セットを使用できます。
中国語文字セット | |
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システム構成 | 名前 |
メインフレーム接続 | SCHEBCDIC935_2IJ TCHEBCDIC937_3IB |
ワークステーション接続 | SCHGB2312_1T0 TCHBIG5_1R0 |
韓国語文字セット | |
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システム構成 | 名前 |
メインフレーム接続 | HANGULEBCDIC933_1II |
ワークステーション接続 | HANGULKSC5601_2R4 |
中国語および韓国語文字セットを使用する場合の規則
- オブジェクト名
クライアント セッションの文字セットがUTF-8またはUTF-16の場合、データベースでは、オブジェクト名のマルチバイト文字がサポートされます。マルチバイトのオブジェクト名を使用する場合の有効または無効な文字のリストについては、Teradata Vantage™ - Advanced SQL Engine 国際文字セット サポート, B035-1125を参照してください。
Teradata TPumpスクリプト内でオブジェクト名にマルチバイト文字を使用する場合は、二重引用符で囲む必要があります。
- 文字列の最大長
データベーでは、中国語または韓国語の個々の文字を処理するために、各2バイトを必要とします。この制約は、要求サイズとレコード サイズの両方に関係します。たとえば、レコードが 1 つの文字列で構成されている場合、その文字列の長さは最大 32,000 文字または 64,000 バイトに制限されます。