オペレータ定義のUserName属性の値によって表わされるユーザーには、オペレータが実行するアクションに対するTeradata Databaseアクセス権限が必要です。 以下のリストを参照し、ジョブ スクリプトで参照されるすべてのユーザーがジョブの実行に必要なアクセス権限を持っていることを確認してください。
- Loadオペレータ
- Loadターゲット テーブルのSELECT権限とINSERT権限
- エラー テーブルに対するSELECT権限とINSERT権限、およびエラー テーブルが格納されるデータベースに対するDROP権限
- 再始動ログ テーブルに対するSELECT権限、INSERT権限、DELETE権限、および再始動ログ テーブルが格納されるデータベースに対するDROP権限
- DDLオペレータ
- DDLオペレータには、Teradata PTジョブの一部として発行するSQLの実行に必要なすべての権限が必要です(CREATE TABLE権限など)。
- ReplicationOverride属性を設定するREPLCONTROL権限
- Exportオペレータ
- Exportターゲット テーブルのSELECT権限
- SQL Inserterオペレータ
- ReplicationOverride属性を設定するREPLCONTROL権限
- Stream オペレータ:
- エラー テーブルに対するSELECT権限とINSERT権限、およびエラー テーブルが格納されるデータベースに対するCREATE権限とDROP権限
- 再始動ログ テーブルに対するSELECT権限、INSERT権限、DELETE権限、および再始動ログ テーブルが格納されるデータベースに対するCREATE権限とDROP権限
- ReplicationOverride属性を設定するREPLCONTROL権限
Streamオペレータは、作成するデータベース オブジェクト上で特別な保護は一切行ないません。 したがって、管理者およびユーザーは、Streamオペレータが使用するデータベースに対して、次の権限を設定する必要があります。
- 再始動ログ テーブルが置かれるデータベースに対するCREATE TABLE権限
- エラー テーブルが置かれるデータベースに対するCREATE TABLE権限
- マクロが置かれるデータベースに対するCREATE/DROP MACRO権限
- マクロが置かれるデータベースに対するEXECUTE MACRO権限。
マクロを実行すると、権限が多少複雑化されます。 Stream オペレータの実行に必要な他の権限には、2つのシナリオがあります。
Streamオペレータのマクロが、マクロが作用するテーブルと同じデータベースに置かれる場合、DMLの実行で影響を受けるテーブルに対するINSERT/UPDATE/DELETE権限が必要になります。
Streamオペレータのマクロが、マクロが作用するテーブルと異なるデータベースに置かれる場合、マクロが置かれるデータベースには、DMLの実行で影響を受けるテーブルに対するINSERT/UPDATE/DELETE WITH GRANT OPTION権限が必要になります。 また、マクロが置かれるデータベースに対するEXECUTE MACRO権限も必要です。
テーブルを変更するためには、そのテーブルについて、対応するINSERT権限、UPDATE権限、またはDELETE権限を持っている必要があります。
- Updateオペレータ
- Updateターゲット テーブルに対するSELECTとINSERT権限
- エラー テーブルに対するSELECT権限とINSERT権限、およびエラー テーブルが格納されるデータベースに対するDROP権限
- 再始動ログ テーブルに対するSELECT権限、INSERT権限、DELETE権限、および再始動ログ テーブルが格納されるデータベースに対するDROP権限
- ReplicationOverride属性を設定するREPLCONTROL権限
ユーザーにこのような権限を付与する方法の詳細情報については、http://www.info.teradata.com/から入手できる<Database Administration>のマニュアル(B035-1093)を参照してください。