オプションでアクセス モジュールの使用を指定するためには、DataConnectorオペレータ定義で以下の属性を使用します。
- AccessModuleName
各アクセス モジュールには、インストールされているオペレーティング システムに応じて、事前に名前が割り当てられています。 例えば、HP-UX Itaniumで動作するJMSアクセス モジュールの名前はlibjmsam.soです。
- AccessModuleInitStr
アクセス モジュールの初期化文字列を指定します。
Teradata PTでアクセス モジュールを構成および使用する方法の詳細については、<Teradata Tools and Utilities Access Module リファレンス、B035-2425>を参照してください。
カスタム アクセス モジュールを作成する方法の詳細については、<Teradata Tools and Utilities Access Module プログラマ ガイド、B035-2435>を参照してください。
z/OSの考慮事項
z/OSプログラム ライブラリ(PDSまたはPDSE)に含まれているアクセス モジュールを使用する場合、AccessModuleName属性によってProducerオペレータに与えられるアクセス モジュール名がライブラリ内でのメンバー名になります。 ライブラリには、システム ライブラリ、プライベート ライブラリ、一時ライブラリがあります。
システム ライブラリにアクセス モジュールが格納されている場合、JCLはそれ以上必要ありません。 しかし、プライベート ライブラリまたは一時ライブラリにアクセス モジュールが格納されている場合、アクセス モジュールが格納されているライブラリを指定するために、ジョブストリーム中にJOBLIB DD文またはSTEPLIB DD文が必要です。 次の例は、Teradata PTジョブストリーム中のプライベート ライブラリに対する標準的なJOBLIB DD文です。
//JOBLIB DD DISP=SHR,DSNAME=STV.TI70APP.TWB.LOAD // DD DISP=SHR,DSNAME=STV.TI70APP.APP.L // DD DISP=SHR,DSNAME=PROD.TERADATA.LOAD
使用場所:
- STV.TI70APP.TWB.LOADは、Teradata PTインストール ライブラリです。
- STV.TI70APP.APP.Lは、CLIインストール ライブラリです。
- PROD.TERADATA.LOADは、Teradata関連のすべてのアクセス モジュールが格納されているプライベート ライブラリです。
上記は、これらのライブラリの推奨される連結順序です。