Teradata PT では、一部のオペレータ属性について複数の値を指定することができます。 配列属性値は以下の一部として指定することができます。
- DEFINE OPERATOR文
- APPLY文のオペレータへの参照
使用可能な配列属性を次のテーブルで示しています。
属性 | オペレータ |
---|---|
ErrorList | DDL |
|
Load |
|
Update |
TraceLevel |
|
以下の例では、属性の配列値の指定がDEFINE OPERATOR文またはAPPLY文でどのように行なわれるかを示しています。
VARCHAR ARRAY TraceLevel = [ 'CLI', 'OPER' ] VARCHAR TraceLevel = [ 'CLI', 'OPER' ] TraceLevel = [ 'CLI', 'OPER' ]
DEFINE文において1つ以上の配列属性を使用する構文については、オペレータ属性の指定で示しています。
配列属性を使用する場合、以下のような追加の指針に従ってください。
- Teradata PTコンパイラは、配列属性に配列型の(複数の)値が割り当てられていること、および配列型の値が配列属性に割り当てられていることを確認します。複数の値は、配列属性のみに割り当てられます。
- 配列値は、次の例で示しているように、複数割り当てることができます:
VARCHAR ARRAY TargetTable = ['table1', 'table2', …, 'tableN'] VARCHAR TargetTable = ['table1', 'table2', …, 'tableN'] TargetTable = ['table1', 'table2', …, 'tableN']
配列値の割り当てにおけるARRAYキーワードの使用は任意です。
- ['x']や[2]など、1つのメンバーしか含まない配列値が、有効な配列値と見なされます。この場合、配列の次元は1になります。しかし、このような単一の値でも、配列表記法で指定する、つまり[]で囲む必要があります。
- 例えば、最初と3番目の値を割り当て、2番目の値を割り当てないというように、配列属性の一部の値を省略する場合は、次のようにすることができます。 値NULLを指定する。 以下は、特定の属性値を割り当て、その他の値を省略する例です。
- 次のように値NULLを指定します。
VARCHAR FILE_NAMES = ['/first', NULL, '/third']
- 次のように省略された値をカンマで指定します。
VARCHAR FILE_NAMES = ['/first', , '/third']
- 次のように値NULLを指定します。
- 以下の例では、SELECT文の一部としての配列属性値の割り当てを示しています。
SELECT * FROM OPERATOR (reader ATTR (FILE_NAMES = ['/first', NULL,'/ third'], MODE = 'read')
配列属性値を指定する場合、VARCHARおよびINTEGERを使用するかどうかは任意で選択できます。 VARCHARおよびINTEGERの使用の詳細については、構文規則を参照してください。
特定のオペレータに対して配列属性を使用する方法の詳細については、<Teradata Parallel Transporterリファレンス、B035-2436>の該当のオペレータの章を参照してください。