UNION ALLは、並列して動作する異なるProducerオペレータによって取得された複数のソースからデータを取得し、出力データ行を目的のデータ宛先に適用される1つの論理データ ストリームに結合します。 UNION ALL演算に関連するすべてのオペレータは並列して動作するため、ソース データを取得する時間は大幅に短縮されます。
次のProducerオペレータは、通常UNION ALLとともに使用されます。
- DataConnector
- ODBC
使用上の要件
UNION ALLに対する互換性を持つためには、次のいずれかがTRUEである必要があります。
- すべてのUNION ALL Producerオペレータによって出力データ ストリームに配置された行は、列構造が同じである必要があります。 プロデューサ スキーマがすべてUNION互換である場合に、このようになります(複数ソースのスキーマの使用を参照してください)。
または
- 列を選択して、または一部のプロデューサ スキーマがUNION互換ではない場合でもUNION ALLとAPPLY文に組み合わされているSELECT句で派生列を使用して、類似の結果にすることができます。
コード例
SELECT * FROM OPERATOR (REGION_1_ACCOUNTS_READER) UNION ALL SELECT * FROM OPERATOR (REGION_2_ACCOUNTS_READER)
UNION ALLは、一般的な各種ジョブ シナリオで使用されます。 標準的な適用例については、ジョブ例1: 空のテーブルへの高速一括ロードの例1Cを参照してください。
このジョブに対応するサンプル スクリプトについては、sample/userguideディレクトリの以下のスクリプトを参照してください。
PTS00003:2つのフラット ファイルから空のTeradata Databaseへの、UNION ALLを使用した高速一括ロード