Consumerオペレータは、Teradata Databaseや、フラット ファイルなどの外部データ ターゲットにデータを書き込むために、データ ストリームからデータを「読み取り」ます。
Consumerオペレータの定義
スクリプトには、APPLYキーワードと同数のConsumerオペレータを定義できます。 詳細については、<Teradata Parallel Transporterリファレンス、B035-2436>の「APPLY」を参照してください。
以下に、Teradata PTのConsumerオペレータのリストを示します。
オペレータ | 説明 |
---|---|
Teradata Databaseにデータを書き込むオペレータ: | |
Load | Loadオペレータは、空のTeradataテーブルにデータを書き込みます。 Loadオペレータは、スタンドアロンFastLoadユーティリティ プロトコルをベースにしています。 |
Update | Updateオペレータは、1~5個のTeradataテーブルでINSERT、UPDATE、DELETEの各操作を実行できます。 Updateオペレータは、スタンドアロンMultiLoadユーティリティ プロトコルをベースにしています。 |
Stream | Streamオペレータは、Teradataテーブルにデータを継続的にロードします。 Streamオペレータは、スタンドアロンTPumpユーティリティ プロトコルをベースにしています。 |
SQL Inserter | SQLセッションでTeradataテーブルにデータを挿入します。 |
外部ターゲットにデータを書き込むオペレータ: | |
DataConnector (コンシューマ) | データを外部フラット ファイルに直接書き込みます。 DataConnectorオペレータは、アクセスを通じてデータを書き込むこともできます。 DataConnectorオペレータは、Hadoopのファイルおよびテーブルにデータを書き込むこともできます。 |
外部ターゲットに対してデータの処理と書き込みを行なうオペレータ: | |
FastExport OUTMOD Adapter | スタンドアロンFastExportユーティリティOUTMODルーチンを使用して、Teradataテーブルからエクスポートされた行が後処理された後で外部フラット ファイルに書き込まれるようにします。 |
スクリプト要件
Teradata PTスクリプトでのConsumerオペレータの定義に必要な指定情報は次のとおりです。
- オペレータ定義内
- オペレータの名前(255文字以下でスペースを含まない)。
- 出力スキーマの名前(入力スキーマと異なる場合)。出力スキーマが入力スキーマと同じ場合はSCHEMA *を使用します。
- すべての必須属性の宣言。
- APPLY文内
- Consumerオペレータを指定するAPPLY TO句。
Teradata PTは、コンシューマが同時にロードできるテーブルの数を次のように制限します。
Teradata PTオペレータ | 最大ターゲット テーブル数 |
---|---|
Load | 1 |
Update | 5 |
Stream | 127 |
SQL Inserter | 1 |
例えば、 Consumerオペレータの定義
Loadオペレータ