ユーザーは特定のTeradata PT属性をTeradata Walletを使用して保存できます。Teradata Walletは、所有ユーザーのみがそれらにアクセスできるように、暗号化された形式で属性を保護します。
属性が保存されると、Teradata Walletを使用して文字列名によって保存された属性を取得できるようになります。
例えば、Teradata PTジョブのPassword属性のオプションをTeradata Walletを使用して指定するには、以下の構文を使用します。
VARCHAR Password = '"$tdwallet(password alias)"'
ここで、password aliasは、以下の例のように保存されたパスワードの値を含む文字列名です。
VARCHAR Password = '"$tdwallet(MyPassword)"'
Teradata PTジョブ スクリプト内のTdpId属性に関するオプションをTeradata Walletを使用して指定するには、以下の構文を使用します。
VARCHAR TdpId = '"$tdwallet(tdpid alias)"'
ここで、tdpid aliasは、以下の例のように保存されたTdpIDの値を含む文字列名です。
VARCHAR TdpId = '"$tdwallet(MyTdpId)"'
Teradata Walletを使用できる対象は以下の属性のみです。
- Password
- Username
- TdpId
- AccountId
これ以外の属性を保存するためにTeradata Walletを使用することはできません。
Teradata Walletの詳細については、<セキュリティ管理ガイド、B035-1100>を参照してください。