プロシージャ
Teradata PT Easy Loaderジョブを起動するためには、次のステップを実行します。
- Command(コマンド) ウィンドウで、データ ファイルが格納されているディレクトリに移動します。
- tdloadコマンドをコマンド プロンプトで入力します。
例:
tdload -f filename -u usernam -p password -h tdpid -t tablename
画面にロード ジョブのジョブIDが表示されます。
例1: ファイルからTeradata Tableへのデータの読み込み
tdload -h 8.8.8.8 -u User1 -p Pass1 -f DATA.txt -t MyTable MyJob
上記のコマンドは、データベースがインストールされているマシンのIPアドレスとして'8.8.8.8’を使用し、パスワード 'Pass1’でアカウント'User1’にログオンし、 DATA.txtファイルから'MyTable’テーブルにデータをロードします。ジョブは、容易なロギングのため "MyJob"と名付けられます。
例2: Teradata TableからFlat Fileへのデータのアンロード
tdload --SourceTdpid 8.8.8.8 --SourceUserName User1 --SourceUserPassword Pass1 --SourceTable MyTable --TargetFilename outfile.txt My_Unload_Job
上記のコマンドは、データベースがインストールされているマシンのipアドレスとして'8.8.8.8’を使用し、パスワード'Pass1’でアカウント'User1’にログオンし、テーブル 'MyTable’からファイル'outfile.txt’にデータをアンロードします。また、簡単なログアクセスのためのジョブは'My_Unload_Job’という名称になります
例3: 1つのTeradata Tableから別のデータへの読み込み
tdload --SourceTdpid 8.8.8.8 --SourceUserName User1 --SourceUserPassword Pass1 --SourceTable MyOutTable --TargetTdpid 4.4.4.4 --TargetUserName User2 --TargetUserPassword Pass2 --TargetTable MyInTable
上記のコマンドは、データベースがインストールされているマシンのIPアドレスとして'8.8.8.8’と'4.4.4.4’を使用し、ソースマシンとして'8.8.8.8’をターゲットとして'4.4.4.4’を使用します。 パスワード'Pass1’と’Pass2’でそれぞれ’User1’と'User2’アカウントにログオンし、'MyOutTable’テーブルから'MyInTable’テーブルにデータをアンロードします。
例4: Flat FileからデータをTeradata Tableに読み込んで、 Consumerオペレータを選択する
tdload -f emp_data.txt -u dbadmin -p pw123 -h tdat1 -t employee -d “|” –-UpdateTraceLevel All
上記のコマンドは、データベースがインストールされているマシンのTdpId として‘tdat1’を使用し、パスワード'pw123’でアカウント‘dbadmin’にログオンし、emp_data.txtファイルから'employee'テーブルにデータをロードします。ジョブ変数として“--UpdateTraceLevel All"を指定しているため、tdloadはUpdateオペレータをコンシューマとして使用を試み、すべてのデフォルトをそれに一致させて解決します。
例5: Teradata Tableから別のTeradata Tableへのデータの読み込み
tdload --SourceTdpid OldDataBase --SourceUserName User1 --SourceUserPassword Pass1 --SourceTable MyOutTable --TargetTdpid NewDataBase --TargetUserName User2 --TargetUserPassword Pass2 --TargetTable MyInTable --ExportPrivateLogName ExportLog --LoadTraceLevel All
上記のコマンドは、データベースがインストールされているマシンのTdpIdsとして'OldDataBase’と'NewDatabase’を使用します。ここでは'OldDataBase' はソースマシンで、'NewDataBase’はターゲットマシンです。
Easy Loaderはそれぞれ'Pass1' と'Pass2’というパスワードで'User1' と'User2’のアカウントにログオンし、'MyOutTable’テーブルから'MyInTable’テーブルにデータをアンロードします。
“--ExportPrivateLogName ExportLog"と“--LoadTraceLevel All"が定義されているため、tdloadはProducerオペレータとしてExport、 ConsumerオペレータとしてLoadの使用を試みます。ターゲット テーブルがLoadオペレータの必要な特性を満たしていない場合、このジョブは失敗します。
例6: tdloadでのジョブ変数ファイルの使用
tdload -j my_jvfile My_JVF_Job
my_jvfileの内容として:
h = '8.8.8.8', u = 'User1', p = 'Pass1', f = 'DATA.txt', t = 'MyTable', TargetMaxSessions = 8
上記のコマンドおよびジョブ変数ファイルは、例1と同じ操作を実行し、 ConsumerオペレータのMaxSessionsジョブ変数を8に設定し、ジョブにMy_JVF_Job'という名称を付けます。
サンプル フラット ファイル
以下は、データが含まれている区切り形式のフラット ファイルの内容です。 区切り文字はパイプ(''|'')です。 Teradata PT Easy Loaderでは区切り形式のフラット ファイルのみをロードできます。
このファイルのスキーマは、他のTeradata PTジョブ例で使用されているTeradata Employeeテーブルのスキーマと一致しています。
10001|John Smith|93000.00|1954-10-21|Sr. Software Engineer|100|Y|5 10002|Mary Knotts|45000.00|1974-09-13|Secretary|100|Y|1 10005|Keith Muller|85000.00|1972-06-09|Sr. Software Engineer|100|Y|3 10021|David Crane|65000.00|1966-10-02|Technical Writer|101|Y|2 10022|Richard Dublin|60000.00|1965-03-19|Software Engineer|100|N|0 10023|Kelly 0'Toole|65000.00|1955-04-08|Software Tester|102|N|2 10024|Brett Jackson|75000.00|1962-04-08|Software Engineer|100|Y|2 10025|Erik Wickman|79000.00|1965-03-08|Software Engineer|100|N|2