Teradata PTは、停止したジョブを最初から再実行するのではなく、内部チェックポイントから再始動できるようにすることで、フォールト トレランスを提供します。
tbuildを使用してジョブ固有のチェックポイントおよび再始動オプションをセットアップする方法については、tbuildオプションの設定を参照してください。
次のTeradata PTジョブの停止および再始動のシナリオについて考えてみます。
- Teradata Databaseが再始動した場合、ジョブは、データベースがオンラインに復帰するまで待機して、再始動前に確認した最後のチェックポイントからジョブを自動的に再開します。
- ジョブがTeradata Databaseロックにより停止されていて、ロックが解除されると、ジョブは確認した最後のチェックポイントから自動的に再始動します。
- twbcmd JOB PAUSEオプションを使用してジョブを一時停止した場合は、twbcmd JOB RESUMEオプションを使用すると一時停止した時点からジョブを再始動できます。JOB PAUSEコマンドでは、自動的にチェックポイントが記録されます。
- twbcmd JOB TERMINATEオプションを使用してジョブを終了すると、チェックポイントが記録され、そのチェックポイントからジョブを再始動できます。
- 致命的なエラーでジョブが失敗した場合は、エラーが発生する前に記録された最後のチェックポイントからジョブを手動で再始動し、ジョブを再発行できます。