MaxSessions属性の値を指定する際には、以下を考慮に入れてください。
- MaxSessionsの値を指定しない場合、オペレータは使用可能なAMPごとに1セッションに接続しようとします。
- DDL、ODBC、SQL Selectorオペレータは、単一の同時セッション(単一ステップ ジョブごとに1セッションまたはマルチステップ ジョブのステップごとに1セッション)に制限されます。
- オペレータのMaxSessions属性の値がオペレータ インスタンスの数よりも少ない場合、ジョブはアボートします。
- 使用可能なAMP数を超える値をMaxSessionsオペレータ属性に設定した場合、ジョブは正しく実行されますが、使用可能なAMPと同数のセッションだけにログオンします。
- ジョブによっては(特に多数のAMPが存在するシステムで実行されるジョブの場合)、デフォルトのセッション割り当て(使用可能なTeradata DatabaseシステムAMPごとに1つ)では有利にならないことがあり、MaxSessions属性値を調整して使用セッション数を制限することが必要になる場合があります。 ジョブの実行後に、セッションとインスタンスのバランス化の方策で説明する評価基準を使用して、MaxSessionsの設定を調整して最適化します。
- StreamオペレータおよびSQL InserterオペレータはSQLプロトコルを使用するため、Teradata Databaseで"ロード ジョブ"としてみなされません。したがって、StreamオペレータおよびSQL Inserterオペレータは要求された数のセッション(ただし、Teradata Databaseで許可されるセッション数以下)に接続します。
- SQL Inserterオペレータで複数のセッションが使用されていて、データのプライマリ インデックス値が重複している場合は、Teradata Databaseデッドロック2631エラーになる可能性があります。このエラーを避けるため、TPT SQL Inserterオペレータでは複数のセッションを使用しないでください。