次のテーブルに、RELEASE MLOAD文を使用する場合の考慮事項を記載します。
対象 | 使用方法に関する注意 |
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ロック | ターゲット テーブルを解放するには、リリース機能は最初に、指定されたテーブルごとに排他ロックを取得する必要があります。しかしこれは不可能です。指定されたテーブルのいずれかにデータベース ロックまたはUpdateオペレータ書き込みロックが配置されている場合、RELEASE MLOAD文は失敗します。 Updateオペレータは、通常、以下の時点でターゲット テーブルに書き込みロックを配置します。
Updateオペレータのタスクがこれらの重要な時点に到達する前にRELEASE MLOAD文が実行されると、ユーティリティがターゲット テーブルに書き込みロックを配置できる前に、リリース機能が完了します。 |
返されるメッセージ | リリース完了メッセージは、指定されたすべてのテーブルがリリース可能で、リリース機能がエラーなしで完了したことを示します。 リリース機能は、リリース不能なテーブルを検出すると、特定されたテーブルとそれをリリースできなかった理由を示すエラー メッセージで終了します。 取得フェーズのエラー状態には以下があります。
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アプリケーション ロックの解除 | RELEASE MLOAD文のIN APPLYオプションは、次のいずれかの条件を満たすターゲット テーブルのアプリケーション ロックを解除します。
これらの条件がどれも満たされず、テーブルに永久ジャーナルがない場合、Updateオペレータはアプリケーション ロックを復元ロック(Updateオペレータの再起動を阻止する)に変更し、次のテーブル アクセスを許可します。
テーブルに永久ジャーナルが定義されている場合、ターゲット テーブルを削除するのが唯一のオプションです。ターゲット テーブルがレプリケーション グループに属し、変更データ キャプチャがアクティブの場合(例えば、レプリケーション グループのステータスがDefinedでもTerminatedでもない)、次の手順を実行してテーブルを削除する必要があります。
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ターゲット テーブルにフォールバックがある場合のアプリケーション ロック解除 | MLOADロックを完全に解除するには、次の手順に従います。
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必要な権限 | 指定されたテーブルで以下の権限のいずれかを持つデータベース所有者またはユーザーのみが、RELEASE MLOAD文を使用できます。
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テーブルの要件 | 指定されたすべてのテーブルは、Updateオペレータのタスクに関与している必要があります。指定されたテーブルがUpdateオペレータのタスクに関与していない場合、Teradata DatabaseはRELEASE MLOAD文を拒否します。 |