目的
KILL USERコマンドは、ゲートウェイのホスト グループに限定された特定のユーザー名のログオン セッションをすべて終了させます。KILL USERはそれらのセッションのアクティブなリクエストをすべてアボートして、セッションをログオフします。
使用上の注意
未解決のリクエストをアボートするには、かなりの時間がかかる可能性があります。セッションまたはユーザーのセッションを打ち切っても、必ずしもこれらセッションのリソースを即時に解放することにはなりません。
KILL USERコマンドを使用する場合は、事前にSELECT HOSTコマンドを使用して、セッションの実行元のホスト グループを選択します。詳細は、SELECT HOSTを参照してください。
KILL USERコマンドは、ゲートウェイ ログ ファイル内に監査証跡を残しますが、この証跡は、KILLコマンドの発行対象のvprocと、打ち切られたユーザーのセッション番号を表示します。試行はTeradata Databaseによって拒否されることもあるので、試行のみがログに記録されます。
Gtwglobal issued kill command: gtwassign.c @3205 (867): Fri Apr 18 13:39:01 2008 VprocId: 8193 Session Number: 1009
例: 指定されたユーザーのすべてのセッションの終了
kill us perm01User PERM01 has 1 session killed 1005