このテーブルでは、内部で使用されるような、ほとんど使用されないオプションは省略されています。すべてのオプションは、tparesetコマンド ラインのヘルプに表示されます。
- -xit
- -exit
- システムのすべてのノード上のTeradata Databaseをシャットダウンします。-xオプションの使用後にはシステムを明示的に再始動する必要があります。
- -stop
- tparesetが開始されたノードのPDEを停止します。他のノードはリセット サイクルを通過しますが、開始元のノードは停止したままになります。SMPシステムでは、-exitと同じです。
開始元ノードの状態をDOWN/TDMAINTに設定します。この状態のノードは、tpareset -fまたはシステム全体のシャットダウンが実行されるまでは停止したままになり、再始動によってTeradata Databaseシステムに復帰します。
- -force
- システムのすべてのノードで完全な再始動を強制的に実行します。このオプションには次の効果があります。
- 稼働中ではあってもDOWN/TDMAINT状態になっている任意のノードをTeradata Databaseシステムに復帰する。
- システム全体のクラッシュ カウントをクリアする
クラッシュ カウントが原因でデータベースを開始できなかった場合は、このオプションを使用するとすべてのノードでデータベースが強制的に開始されます。クラッシュ ループの原因となった状態が修正されるまで-forceは使用しないでください。
- 調整を強制的に実行する 通常、調整はダウン状態のノードをアップ状態に戻すとき、またはTeradata Databaseのバージョン切り替えが要求されたときにシステムのリセットが必要となる場合に実行されます。Reconcileは、以下を行ないます。
- 各ノードでTeradata Databaseを構成する様々なソフトウェア コンポーネントの同じバージョンが実行されていることを検証する
- これらのバージョンが相互に互換性を持つことを確認する
- バージョン切り替えが要求された場合は特定のコンポーネントのバージョンを切り替える (このようなバージョン切り替えは、ctlユーティリティ プログラムから指定されます)
-fオプションを使用すると、システム ノードのステータスにもバージョン切り替えが要求されたかどうかにも関係なく、リセット時に調整が強制的に実行されます。
- データベース キャッシュを強制的に破棄する
-fオプションが指定されていないその他のリセット状況でデータベース キャッシュが破棄される場合もあります。
キャッシュを再初期化する場合は、再始動の時間が数分長くなることがあります。
- -panic
- tparesetが実行されたノードのリブートを開始します。すべてのノードからデータベース ダンプが獲得され、オペレーティング システム ダンプがリブートされたノードで獲得されます。残りのノードは、リブートされずに通常のリセットと再始動のサイクルを実行します。
データベースの再始動時に、tparesetが実行されたノードは並列データベース システムから除外されます。パニック リセットを必要とした問題が解決されたら、もう一度tparesetを発行してノードを復帰させることができます。
このオプションは、問題の切り分けにダンプが必要であるとTeradataサポート センターが判断した場合にのみ使用してください。 - -nodump
- -panicオプションでデータベース レベルのダンプを獲得できないようにします。ただし、開始元のノードのオペレーティング システム ダンプは獲得され、ノードのリブートが開始されます。
- -dump
- システムがリセットされて再始動される前にデータベース ダンプが獲得されるようにします。このオプションは、問題の切り分けにダンプが必要であるとTeradataサポート センターが判断した場合にのみ使用してください。
- -yes
- 通常のtparesetの確認プロンプトが表示されないようにします。
- reason
- tparesetコマンドでは、リセットの理由を説明する文字列を末尾に記述する必要があります。理由を二重引用符またはアポストロフィで囲む必要はありません。文字列の先頭にダッシュ(-)を付けることはできません。
- -help
- tparesetコマンドの構文情報を表示します。