目的
Teradata Databaseがブロック レベル圧縮に使用するZLIBアルゴリズムの特別な実装を指定します。
標準のZLIB実装の他に、Teradata DatabaseはBLCのZLIBでIntel Integrated Performance Primitivesライブラリ(Intel IPP)をサポートします。CompressionZLIBMethodフィールドでは、Intelプラットフォームでのより高い圧縮パフォーマンスのために、BLCが拡張命令のメリットを活かすかどうかを設定します。
フィールド グループ
圧縮
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
ZLIB | Teradata Databaseは、標準のZLIBライブラリをBLCに使用します。 |
IPPZLIB | Teradata Databaseは、Intel IPPライブラリをZLIB BLCに使用します。 Intel IPPライブラリがインストールされていない場合またはエラーが表示される場合は、代わりに標準のZLIBが使用されます。 |
デフォルト
IPPZLIB
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。変更後の設定は、テーブルに追加された新しいデータに適用されます。既存のデータの場合、そのデータに変更が加えられるまでは圧縮は変更されません。
使用上の注意
BLCは、Teradata Databaseファイル システムのデータ ブロック(DB)レベルでのデータ圧縮を可能にします。 圧縮により所定のデータ量に必要なストレージの量が低減されます。 DBS制御のBlockLevelCompressionフィールドで、BLCを有効または無効にできます。
IPPZLIBにより圧縮されたデータは、IPPZLIBまたは標準のZLIBによって圧縮解除できます。
関連トピック
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
BlockLevelCompressionフィールド | BlockLevelCompression |
COMPRESSおよびUNCOMPRESSコマンド | Ferretユーティリティ(ferret) |
BLOCKCOMPRESSIONクエリー バンド | Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |