概要 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

Vproc Managerユーティリティvprocmanagerでは、Teradata Databaseシステムの仮想プロセッサ(vproc)を管理できます。vprocは、オペレーティング システムのマルチタスク環境内のTeradata並列データベース拡張機能(PDE)で実行される一連のソフトウェア プロセスです。vprocはTeradata Databaseの中核を成し、システムの基本的な機能を管理します。

Teradata Databaseシステムでは次の種類のvprocを使用できます。

vprocの種類 説明
AMP アクセス モジュール プロセッサは、データベース問合わせの実行などのデータベース機能を実行します。各AMPはデータベース ストレージ全体の一部を所有します。
GTW ゲートウェイvprocは、Teradata Databaseのソケット インターフェースを提供します。
Node ノードvprocは、AMPとPEの作業に直接関係しないPDEとオペレーティング システムの機能を処理します。ノードvprocは外部から操作できないため、Vproc Managerユーティリティの出力には表示されません。
PE パーシング エンジンは、セッション制御、問合わせの解析、セキュリティの検証、問合わせの最適化、および問合わせのディスパッチを実行します。
RSG Relay Services Gatewayは、Teradata Data Stream Architecture (DSA)との通信のためのソケット インターフェースを提供します。
TVS Teradata Databaseストレージを管理します。AMPはTVS vprocを介してデータベース ストレージの一部を取得します。

Vproc Managerでは、以下のことを実行できます。

  • すべてまたは一部のvprocのステータスの入手
  • vprocのステータスの変更
  • 指定された1つ以上のAMP vprocの初期設定およびブート
  • 指定された1つ以上のAMP vprocに関連付けられたストレージの初期設定
  • データベース再始動の強制

vprocと関連したすべてのテーブルの一部を再作成するために、Table Rebuildユーティリティと共にVproc Managerを使用し、特定のAMP vprocを初期設定してブートすることもできます。