目的
proc-idオプションをmmmmと指定してLIST STATUSコマンドを使うと、特定のAMPの回復プロセスについて詳細な追加情報が提供されます。
構文
- STATUS
- トランザクション回復情報と、使用不能なAMPのAMP回復情報。
- テーブルのサイズが大きい場合、表示される行数は、近いほうの千の位に丸められます。
- 回復の作成レコードにより、テーブルのインデックスごとに個々に再作成操作が指定されるので、そのインデックスの基本データとフォールバック データの両方が再作成されます。それで、表示されるセクター数は、他の方法で派生されるようなテーブルの合計サイズではありません。
- 表示されるセクター数は、クラスタ内の他のAMPからコピーされるか、またはOJ作成レコードがあるテーブルのすべてのインデックス サブテーブル用の非固有セカンダリ インデックス(NUSI)インデックスを再作成する、基本とフォールバックの両方の行のセクター数を推定した合計値です。この中には、現在と次の両方のパスのOJ作成レコードが含まれています。
- proc-id
- 再作成する必要のあるテーブル リストを含む、特定のAMPの回復プロセスについての追加の詳細情報を表示。
使用上の注意
- ステータス
- パス番号
- 現在のパスの処理件数
- 次のパスの処理件数
- 再作成する必要のあるテーブルのリスト(以下の情報も含まれる)
- 合計行数
- 合計バイト数
- 再作成速度(バイト/秒)
- 予想再作成時間 リストに表示される再作成する必要のある表
- OJで作成したレコードが存在しているテーブル
- そのテーブルの推定セクター数
LIST STATUS proc-idコマンドは、障害AMP回復(オフライン更新)時のプロセッサか、LIST STATUS表示のリストにあるAMPにしか使えません。オンライン更新のAMPの場合は、作成レコードがないので、追加の詳細情報は提供されません。
次のテーブルには、TABLES TO BE REBUILT報告の下の列に含まれる情報が示されています。
データ | 説明 |
---|---|
Row Count | 再作成するテーブルの数。 |
Status | LIST STATUS proc-idの実行時に、回復プロセスの状態を6つまで表示します。
|
Name | 再作成するテーブルの名前。 |
例: 指定したAMPの障害AMP回復ステータス レポート
次の例は、一般的な障害AMP回復ステータスのレポートを示したものです。このレポートには、合計行数、合計バイト数、および1秒あたりの再作成速度(バイト数)が表示されています。
DOWN AMP RECOVERY STATUS AT 12:27:25 99/10/13 AMP to be Current Pass Next Pass caught up Pass OJ CJ OJ CJ --------- ---- ----------- ----------- ----------- ----------- 00001 0 0 0 107 16,531 - AMP Status: Not in recovery - Down TABLES TO BE REBUILT Row Count Status Name ------------ ------------------------------- ------------------- 897,598 "RESCRIBE"."Rescribe11" 897,598 "RESCRIBE"."Rescribe12" 897,598 "RESCRIBE"."Rescribe13" 897,598 "RESCRIBE"."Rescribe14" -------------------------------------------------------------------- 3,590,392 total rows. 2,582,240KB total bytes. 7,680KB is the rebuild speed in bytes per second. The estimated rebuild time is 5.60 minutes.