コンソール ユーティリティを実行するためには、オペレータはtdtrustedユーザー グループのメンバーであるか、またはrootでのアクセス権が必要です。その他のユーザーは、GRANTコマンドを使用して明示的にアクセス権を付与されている場合にのみ、ユーティリティを実行できます。GRANTコマンドの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の「データベース ウィンドウ」を参照してください。
一部のユーティリティは、Linuxコマンド ラインから実行できません。DBW、またはcnsterm、cnstoolなどの同様のツールから実行する必要があります。
コマンド ラインからLinuxユーティリティを開始するには、次のようにします。
- まだ実行していないなら、Linuxコマンド ラインに次のように入力することによってTeradata Database環境をセットアップします。
tdatcmd
入力場所: Linuxコマンド ライン。
- コマンド ラインで次のように入力します。
utilityname [ options ]
utilitynameはユーティリティの名前です。また、optionsにはそのユーティリティについて使用できるコマンド ライン オプションおよび引数を含めることができます。
Linuxコマンド ラインから開始したユーティリティは、ノードvprocで実行します。操作によっては、一部のユーティリティをAMP vprocで実行する必要があります。この場合、ユーティリティをDBW、または同様のツールから実行します。
LinuxコマンドでのUnicodeサポートには、ロケールでUTF8エンコーディングがサポートされていることが必要です。出力表示画面では、必要とされるUnicodeグリフをサポートするフォントを使用する必要があります。 例えば、以下のコマンドは、Unicodeグリフのすべてをサポートする共通フォントを使用するよう、xtermウィンドウを設定します。
xterm -fn '-efont-fixed-*-r-*-*-16-*-*-*-*-*-iso10646-1'