目的
列パーティションの更新方法を決定します。
フィールド グループ
一般
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
0 | Teradata Databaseはデフォルトの設定を使用します。現時点では3に設定することと同じです。 |
1 | インプレース更新を無効にします。列パーティションの更新は、書き込みロックを使用する複雑な更新として実行されます。 |
2 | 1つのROW形式列パーティションが更新される場合にのみ、書き込みロックを使用したインプレース更新が使用されます。その他の列パーティション更新は、書き込みロックを使用した複雑な更新として実行されます。 |
3 | ROW形式列パーティションが更新される場合にのみ、書き込みロックを使用したインプレース更新が実行されます。その他の列パーティション更新は、書き込みロックを使用した複雑な更新として実行されます。 これは、デフォルトです。 |
4 | 1つのROW形式列パーティションが更新される場合にのみ、書き込みロックを使用したインプレース更新が使用されます。複数のROW形式列パーティションがある場合は、排他ロックを使用したインプレース更新が使用されますが、COLUMN形式列パーティションは更新されません。その他の列パーティション更新は、書き込みロックを使用した複雑な更新として実行されます。 |
デフォルト
3
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
デフォルト(設定3)は、ROW形式 パーティションが更新される場合にのみインプレース更新の最高同時並列性を提供します。ただし、複数のROW形式列パーティションが更新されている場合、アクセス ロックを使用した問合わせにより行が部分的に更新されることがあります。つまり、更新は一部の列に適用されていても、一部の列はまだ更新されていない可能性があります。
アクセス ロックを使用して問合わせる場合、その問合わせによって処理される行を非更新、または完全更新(非カラムナ テーブルに対して発生)にする場合、設定2または4を使用します。
設定2は、1つの列パーティションが更新され、その列パーティションにROW形式が含まれている場合にのみ、インプレース更新の提供時の同時並列性を高めることができます。ただし、複数のROW形式列パーティションが更新される場合は複雑な更新が実行されます。複雑な更新では、元の行が論理的に削除され、更新行が挿入されますが、元の行の領域は再利用されません。
設定4は、複数のROW形式列パーティションが更新される(領域が再利用できるように)場合にインプレース更新を可能にします。ただしこれは、複数のROW形式列パーティションがアクセス ロックを使用した問合わせで一部更新された行が表示されないように更新される場合、排他ロックで行なわれます。
設定1は、インプレース更新ロジックの予期せぬ問題がある場合にインプレース更新を無効にするために使用できます。この場合、Teradataサポート センターにご連絡ください。
すべての設定について、アクセス ロックを使用した問合わせにより、非カラムナ テーブルの更新のように、非更新行または更新行が表示されることがあります。また、非カラムナ テーブルについては、問合わせで更新行が表示される場合、その更新行は更新トランザクションがアボートされた場合に元の行にロールバックされることがあります。
関連トピック
行パーティション化については、<Teradata Vantage™ データベース設計、B035-1094>および<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。