目的
作業テーブルの複数行データ ブロックの最大サイズを指定します。WorkDBSizeより大きい行は、WorkDBSizeには制限されない単一行データ ブロックに格納されます。フィールド グループ
ファイル システム
有効な範囲
42~2047個のセクター(大きいシリンダを使用するシステム)。
18~512個のセクター (小さいシリンダを使用するシステム)。
1個のセクターは512バイトです。
デフォルト
254個のセクター
このフィールドを0に設定すると、Teradata Databaseは、このタイプのデータ ブロックに関してはシステムのデフォルト サイズを使用します。
変更の反映
システムの初期化(sysinit)または xx.00 メジャー リリースへのアップグレード後。
使用上の注意
データベース テーブルに最初にデータを入れるとき、Teradata Databaseは、DBS制御のさまざまなDBサイズ設定で指定されているサイズにブロックが達するまで、できるだけ多くの行を各データ ブロックに格納します。後でテーブルが変更されると、行が大きくなり、既存のデータ ブロックが最大サイズを超えることがあります。この場合、そのデータ ブロックは分割され、約半分の行が新しいデータ ブロックに移動されます。その結果、元のデータ ブロックと新しいデータ ブロックは、それぞれ元のサイズの半分になります。このタイプの拡大と分割による結果として、頻繁に変更されるテーブルのデータ ブロックは、多くの場合、DBS制御で定義されている最大サイズの約75%になります。
Teradata Database 13.10以降で初期化されたシステムでは、大きいシリンダを使用します。大規模シリンダ システム上では、最小データ ブロック サイズは42個のセクター(21,504バイト)です。CREATE TABLE文およびALTER TABLE SQL文で受け入れられる最小データ ブロック サイズは、21,248バイト(41.5個のセクター)です。この最小サイズを使用するように作成または変更された表では、この値は構文解析プログラムで42個のセクターに切り上げられるため、これらのテーブルの実際の最小データ ブロック サイズは、21,504バイトになります。
Teradata Database リリース13.10以前で初期化され、その後sysinitを実行せずに13.10または14.0にアップグレードされたシステムは、小型シリンダを使用します。小シリンダ システムでは、最小データ ブロック サイズは18または19セクター(9216バイトまたは9728バイト)です。CREATE TABLE文およびALTER TABLE文で受け入れられる最小データ ブロック サイズは、8,960バイト(17.5個のセクター)です。この最小サイズを使用するように作成または変更されたテーブルでは、この値は構文解析プログラムで18個のセクターに切り上げられるため、これらのテーブルの実際の最小データ ブロック サイズは、9216バイトになります。
DBが圧縮されている場合、この設定は圧縮解除されたDBのサイズに適用されます。