WorkDBSize - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - WorkDBSizeのDBS制御フィールドについて説明します。

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

作業テーブルの複数行データ ブロックの最大サイズを指定します。WorkDBSizeより大きい行は、WorkDBSizeには制限されない単一行データ ブロックに格納されます。

フィールド グループ

ファイル システム

有効な範囲

42~2047個のセクター(大きいシリンダを使用するシステム)。

18~512個のセクター (小さいシリンダを使用するシステム)。

1個のセクターは512バイトです。

デフォルト

254個のセクター

このフィールドを0に設定すると、Teradata Databaseは、このタイプのデータ ブロックに関してはシステムのデフォルト サイズを使用します。

変更の反映

システムの初期化(sysinit)または xx.00 メジャー リリースへのアップグレード後。

使用上の注意

データベース テーブルに最初にデータを入れるとき、Teradata Databaseは、DBS制御のさまざまなDBサイズ設定で指定されているサイズにブロックが達するまで、できるだけ多くの行を各データ ブロックに格納します。後でテーブルが変更されると、行が大きくなり、既存のデータ ブロックが最大サイズを超えることがあります。この場合、そのデータ ブロックは分割され、約半分の行が新しいデータ ブロックに移動されます。その結果、元のデータ ブロックと新しいデータ ブロックは、それぞれ元のサイズの半分になります。このタイプの拡大と分割による結果として、頻繁に変更されるテーブルのデータ ブロックは、多くの場合、DBS制御で定義されている最大サイズの約75%になります。

Teradata Database 13.10以降で初期化されたシステムでは、大きいシリンダを使用します。大規模シリンダ システム上では、最小データ ブロック サイズは42個のセクター(21,504バイト)です。CREATE TABLE文およびALTER TABLE SQL文で受け入れられる最小データ ブロック サイズは、21,248バイト(41.5個のセクター)です。この最小サイズを使用するように作成または変更された表では、この値は構文解析プログラムで42個のセクターに切り上げられるため、これらのテーブルの実際の最小データ ブロック サイズは、21,504バイトになります。

Teradata Database リリース13.10以前で初期化され、その後sysinitを実行せずに13.10または14.0にアップグレードされたシステムは、小型シリンダを使用します。小シリンダ システムでは、最小データ ブロック サイズは18または19セクター(9216バイトまたは9728バイト)です。CREATE TABLE文およびALTER TABLE文で受け入れられる最小データ ブロック サイズは、8,960バイト(17.5個のセクター)です。この最小サイズを使用するように作成または変更されたテーブルでは、この値は構文解析プログラムで18個のセクターに切り上げられるため、これらのテーブルの実際の最小データ ブロック サイズは、9216バイトになります。

DBが圧縮されている場合、この設定は圧縮解除されたDBのサイズに適用されます。