Century Break - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

日付への変換時に文字データをどのように解釈するかを定義します。データには年を表わす桁は2桁しかなく、使用できる形式にも年を表わす桁は2桁しかありません。CenturyBreakは、どの2桁の年を20世紀と解釈し、どの2桁の年を21世紀と解釈するかを指定します。

フィールド グループ

一般

有効な範囲

0~100

デフォルト

0

変更の反映

DBS制御レコードへの書き込みが行なわれたとき。変更時にログオンしていたセッションでは、次回のログオン時または次回のTeradata Database再始動後に新しい設定が有効になります。

ルール

以下の2桁の年のルールが適用されます。

2桁の年yyの条件
Century Breakより小さい 20yyになり、21世紀とみなされる。
Century Breakと同じか、それより大きい 19yyになり、20世紀とみなされる。

以下のCentury Break値のルールが適用されます。

Century Break すべての年のyy
0 19yy
100 20yy

Century Breakは4桁の年には影響を与えません。

CenturyBreakの設定は、(文字形式とは対照的に)数値形式のTeradata Database日付入力に対しては効果がありません。

文字データが4桁の年を指定している場合、表示形式に2 桁の年を指定しても、Century Break には影響しません。文字データの4桁が年として使用されます。

4桁の年とそれに対応する4桁の年の形式に変えることをお勧めします。ただし、2桁の年を使用している間も、Century Breakに備えられた一時措置機能を使用できます。

例: Century Break DBS制御フィールドの使用

CenturyBreak = 25の場合、'00/01/01'および'24/01/01'のような文字列は、それぞれ2000年および2024年であると解釈されます。'25/01/01'と入力された文字列は、1925年と解釈されます。

CenturyBreakに25を選択した場合、21世紀に対応する入力日付として処理するために最大25年の期間をステムで規定し、1925年より前の入力データはないことを示します。

Century Break = 100の場合、2桁の年は21世紀の年として入力されます(すなわち、2000、2001など)。