目的
日付への変換時に文字データをどのように解釈するかを定義します。データには年を表わす桁は2桁しかなく、使用できる形式にも年を表わす桁は2桁しかありません。CenturyBreakは、どの2桁の年を20世紀と解釈し、どの2桁の年を21世紀と解釈するかを指定します。
フィールド グループ
一般
有効な範囲
0~100
デフォルト
0
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれたとき。変更時にログオンしていたセッションでは、次回のログオン時または次回のTeradata Database再始動後に新しい設定が有効になります。
ルール
以下の2桁の年のルールが適用されます。
2桁の年yyの条件 | 年 |
---|---|
Century Breakより小さい | 20yyになり、21世紀とみなされる。 |
Century Breakと同じか、それより大きい | 19yyになり、20世紀とみなされる。 |
以下のCentury Break値のルールが適用されます。
Century Break | すべての年のyy |
---|---|
0 | 19yy |
100 | 20yy |
Century Breakは4桁の年には影響を与えません。
CenturyBreakの設定は、(文字形式とは対照的に)数値形式のTeradata Database日付入力に対しては効果がありません。
文字データが4桁の年を指定している場合、表示形式に2 桁の年を指定しても、Century Break には影響しません。文字データの4桁が年として使用されます。
4桁の年とそれに対応する4桁の年の形式に変えることをお勧めします。ただし、2桁の年を使用している間も、Century Breakに備えられた一時措置機能を使用できます。
例: Century Break DBS制御フィールドの使用
CenturyBreak = 25の場合、'00/01/01'および'24/01/01'のような文字列は、それぞれ2000年および2024年であると解釈されます。'25/01/01'と入力された文字列は、1925年と解釈されます。
CenturyBreakに25を選択した場合、21世紀に対応する入力日付として処理するために最大25年の期間をステムで規定し、1925年より前の入力データはないことを示します。
Century Break = 100の場合、2桁の年は21世紀の年として入力されます(すなわち、2000、2001など)。