FixSRandomRange - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

Teradata Databaseの各種バージョンを実行しているTeradata® Unity™によって管理されるシステム間で、RANDOM関数に互換性を持たせます。

Teradata Databaseの以前のリリースでは、RANDOM関数、RANDOM(lower_bound,upper_bound)に問題があったため、ごくまれですが、この関数が指定したupper_boundよりも1大きい値を返す場合がありました。この問題は修正されましたが、Unityペア システムでは、RANDOM関数の動作がシステム間で一貫する必要があります。このフィールドは、Teradata® Unity™で管理される各システムが実行するTeradata Databaseのバージョンに関係なく、これらのシステム間でRANDOM関数の動作が同一になることを保証します。

フィールド グループ

一般

有効な設定値

設定 説明
TRUE Teradata® Unity™で管理される複数システムに、利用可能なFixSRandomRangeフィールドがある場合は、RANDOM関数の実行により一貫した正しい結果を得ることを保証します。
FALSE Teradata® Unity™で管理される複数システムのすべてにFixSRandomRangeフィールドがない場合に、これらのシステム間でRANDOM関数の結果の一貫性を維持します。

デフォルト

Teradata Database15.0で初期化された(sysinitされた)システム、またはRANDOM関数のこの問題が修正されているシステムでTRUEに設定します。

以前のリリースからアップグレードされており再初期化されていないシステムでFALSEに設定します。この場合、RANDOM関数のこの問題が引き続き存在します。

変更の反映

DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。

使用上の注意

Teradata® Unity™で管理される全システムでDBS制御のFixSRandomRangeを使用できる場合は、すべてのシステムでTRUEに設定する必要があります。それ以外の場合、このフィールドがあるすべてのシステムでFALSEに設定する必要があります。

関連トピック

詳細情報 参照先
RANDOM関数 Teradata Vantage™ SQL関数、式および述部、B035-1145
Teradata® Unity™ Teradata® Unity™ユーザー ガイド、B035-2520