目的
遅延時間のしきい値を指定します(秒単位)。ブロックされている時間がこの値未満のロック リクエストはログに記録されません。これにより、わずかにブロックされたロックのデータでログ テーブルがいっぱいになることを避けられます。
コマンド ラインLock Loggerユーティリティ(dumplocklog)および関連するDBS制御設定は廃止予定ですが、以前のリリースとの互換性を保つために引き続き使用できます。データベース ロックはデータベース問合わせログ(DBQL)を使用してログに記録する必要があります。このロック情報には、Teradata Viewpoint ロック ビューア ポートレットを使用して、またはDBC.QrylockLogXMLVビューに対する問合わせを行なうことによってアクセスできます。
- DBQLの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース管理、B035-1093>および<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>の「BEGIN QUERY LOGGING文」を参照してください。
- ロック ビューア ポートレットの詳細については、<Teradata® Viewpointユーザー ガイド、B035-2206>を参照してください。
フィールド グループ
一般
有効な範囲
0~1,000,000秒
LockLogger Delay Filter Timeの設定値 | ブロックされたロック リクエストの遅延時間とロギング |
---|---|
0秒 | 0秒の場合はログに記録されない |
10秒間 | 10秒以下の場合はログに記録されない |
1,000,000秒 | 1,000,000秒以下の場合はログに記録されない |
デフォルト
0秒
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
LockLogger Delay Filter Timeフィールドは、Lock Logger DelayフィールドおよびLockLoggerフィールドに依存しています。
LockLoggerフィールドの値 | LockLogger Delay Filter Timeフィールドの有効性 |
---|---|
FALSE、かつLockLogger Delay FilterフィールドがTRUE | 無効 |
TRUE、かつLockLogger Delay FilterフィールドがFALSE | 無効 |
TRUE、かつLockLogger Delay FilterフィールドがTRUE | 有効 |