JavaBaseDebugPort - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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ja-JP/qxr1512078764562.ditamap
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

Java外部ルーチン(Java外部ストアド プロシージャやJavaユーザー定義関数)のデバッグ ポートを判別するために使用する基本番号を指定します。このフィールドは、Java外部ルーチンをデバッグするときにのみ使用します。

デフォルト

0 (JVMデバッグ ポートは無効です)

使用上の注意

Java外部ルーチンにデバッガを接続するために使用する実際のポート番号は、JavaBaseDebugPortの値にオフセットを加算したものです。

ハイブリッド サーバー上で実行されるJavaユーザー定義関数の場合、オフセットは常に2000のため、これらのルーチンのデバッグ ポートは常にJavaBaseDebugPortの値に2000がプラスされます。

セキュア サーバーで実行されるJava外部ルーチンの場合、オフセットは、そのルーチンを実行するサーバーのインスタンス(vprocごとに最大10のセキュア サーバーを配置できます)、およびそのルーチンを実行するvprocの種類とIDによって異なります。PEプロセスではノードあたり合計1000、さらにAMPプロセスでは1000のオフセットが使用できます。したがって、次に示すvprocにおいてのみ、各ノードのJava外部ルーチンでデバッグ ポートが利用可能です。
  • 最も小さいvproc ID番号を有するAMPのうち、最初の100番目まで
  • 最も大きいvproc ID番号を有するPEのうち、上位100まで

以下のテーブルでは、vprocの連続割り当てにより、ノード上の代表的なオフセットを決定する方法を示します。

デバッグ ポートを有するPEのVproc IDは、14.0以前のリリースからアップグレードされたシステムでは少なくなります。
vprocの種類 vproc ID セキュア サーバー インスタンス オフセット
PE 30719

(アップグレードされたシステムでは16383)

1~10 0~9
PE 30718

(アップグレードされたシステムでは16382)

1~10 10~19
PE 30717

(アップグレードされたシステムでは16381)

1~10 20~29
  下記の値まで同様    
PE (アップグレードされたシステムでは16284) 1~10 990~999
PE 30619以下

(アップグレードされたシステムでは16283)

不可 不可
AMP 0 1~10 1000~1009
AMP 1 1~10 1010~1019
AMP 2 1~10 1020~1029
  下記の値まで同様    
AMP 99 1~10 1990~1999
AMP 100以上 不可 不可

例: Javaデバッグ ポート

JavaBaseDebugPortの値が8000であるとします。
  • ハイブリッド サーバーで実行される外部ルーチンをデバッグするためには、デバッガをポート10,000(8000にオフセットの2000を加算)に接続します。
  • PE 30719の2番目のセキュア サーバーで実行される外部ルーチンをデバッグするためには、デバッガをポート8001(8000にオフセットの1を加算)に接続します。
  • PE 30717の5番目のセキュア サーバーで実行される外部ルーチンをデバッグするためには、デバッガをポート8024(8000にオフセットの24を加算)に接続します。
  • AMP 0の1番目のセキュア サーバーで実行される外部ルーチンをデバッグするためには、デバッガをポート9000(8000にオフセットの1000を加算)に接続します。

関連トピック

Java外部ストアド プロシージャおよびJavaユーザー定義関数の詳細については、<Teradata Vantage™ SQL外部ルーチン プログラミング、B035-1147>を参照してください。