DIPを実行するには、以下の2つの方法があります。
- 対話式
- CNSのスーパーバイザーウィンドウでstart dipと入力するか、Linuxコマンド ラインで単にdipと入力します。
DIPユーティリティは、利用可能なDIPスクリプトを番号付きリストで示します。
- 実行するスクリプトの番号または名前を入力し、Enterを押します。
どのスクリプトを選んだかに応じて、以下のようなメッセージが表示されます。
Executing DIPERR at Tue Feb 20 13:04:29 2001 Please wait... DIPERR is complete at Tue Feb 20 13:04:46 2001 Please review the results in /tmp/dip1.txt on node 1- 4
スクリプトの結果はテキスト ファイルに保管されます。このファイルには、DIPとスクリプトの番号を使った名前が付いています。 - 追加のDIPスクリプトを実行するには、Yと入力してEnterキーを押し、上記と同様に実行します。DIPを終了するには、Nと入力してEnterキーを押します。
- CNSのスーパーバイザーウィンドウでstart dipと入力するか、Linuxコマンド ラインで単にdipと入力します。
- 非対話式
DIPスクリプトのメニュー番号が分かっている場合、データベース ウィンドウ(またはcnstermコマンド ライン ユーティリティなどコンソール サブシステム(CNS)へのあらゆるインターフェース)の[Supervisor(スーパーバイザー)]ウィンドウで1行のコマンドを使用してDIPを実行できます。次の構文を使用します。
- dbc_password
- ユーザーDBCのパスワード。
パスワードに#文字が含まれている場合、dbc_passwordを“our#dbc#password”のように引用符または単一引用符で囲みます。
- -h
- DIPオンライン ヘルプ情報を表示します。
- -s list_of_scripts
- スクリプトの番号または名前がスペースで区切られ実行順に表示されます。
例えば、次のようになります。
- 1 2 5 6
- DIPERR DIPDB DIPVIEWS DIPVIEWSV
- script_name
- 実行するスクリプトのDIPメニュー名。例: DIPALLまたはDIPVIEWS。
- script_number
- 実行するスクリプトのDIPメニュー番号。
使用上の注意
DIPALLスクリプトは、上記メニューに表示されるすべてのDIPスクリプトを実行します。通常はTeradata Databaseインストールの一部として実行されるので、上記に表示されるスクリプトを単独で実行する必要はありません。
メニューのDIPALL下に表示されるスクリプトは特別な用途のスクリプトで、一般的にはTeradataサポート センターの指示に従う形でのみ実行する必要があります。