目的
システム タイムゾーンのUTCからの時差の時間の部分を定義します。
フィールド グループ
一般
有効な範囲
-12~14
デフォルト
0
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後の新しいセッション。既存のセッションには影響しません。
使用上の注意
タイムゾーン文字列とルールがSDFファイル内で定義され、tdlocaledefユーティリティを使用して処理された場合は、その値はSystem TimeZone Hourの設定よりも優先されます。
SDFファイル内のTimeZoneString項目が使用されていない場合、夏時間(DST)を取り入れる場所では、DSTの開始時と終了時にSystem TimeZone Hourの値を更新して、システム時刻との時差を調整をする必要があります。
システム時刻同様、CREATE USERまたはMODIFY USERを使用して個々のユーザーに定義された、またはSET TIME ZONEを使用して個々のセッションに設定されたセッション タイムゾーンは、タイムゾーン列を使用して、セッション タイムがDSTに自動的に調整できるようにします。
組み込み関数CURRENT_TIMEまたはCURRENT_TIMESTAMPがストアド プロシージャで使用されている場合、これらのプロシージャはSystem TimeZone Minuteが変更される度に再コンパイルする必要があります。ストアド プロシージャの再コンパイルは、tdlocaledefユーティリティでタイムゾーン文字列が設定されている場合は不要です。
関連トピック
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
時刻と日付の組み込み関数 | Teradata Vantage™ SQLの日付および時刻関数と式、B035-1211 |
システム時刻タイムゾーンの時差の分の部分の設定 | System TimeZone Minute |
セッション タイムゾーンの設定 | Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144の"SET TIME ZONE"、"CREATE USER"、"MODIFY USER" |
Tdlocaledefユーティリティ | Teradata Locale Definitionユーティリティ(tdlocaledef) |